ツアー中断直前の松山英樹の“好調スイング”を3D動画で解説
2020年 チューリッヒクラシック(中止)
期間:04/23〜04/26 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)
PGAツアーが松山のダブルス戦ペアに推薦!? ツアーNO.1のパットの名手とは
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中断しているPGAツアーでは、今週ツアー唯一のダブルス戦「チューリッヒクラシック」が行われるはずだった。6月第2週から再開を目指す新たなスケジュールには組み込まれず中止となったが、ツアー公式サイトでは独自に(勝手に?)ペアをつくって紹介。ファンの想像をかき立て、楽しませている。
タイガー・ウッズ&フィル・ミケルソン、ロリー・マキロイ(北アイルランド)&ブルックス・ケプカといった説明不要の王道路線が真っ先に挙がる中、日本のエース、松山英樹の名前もあった。興味深いのは、デニー・マッカーシーという相棒のチョイス。「ヒデキのアイアンの腕前は十分に証明されている。そこでマッカーシーの出番。現在PGAツアーで最高のパターの名手だ」と説明が添えられている。
松山は、上位常連となっているショットの貢献度を示す「ストロークゲインド・ティtoグリーン」で今季もティレル・ハットン(イングランド)、マキロイに次ぐ3位につける。一方のマッカーシーはストロークゲインド・パッティングで昨季1位。今季も15ラウンド以上プレーした選手ではトップの数値を記録している。
メリーランド州出身の27歳。高校時代はバスケットボールのポイントガードとしても活躍した。公立大の名門「パブリック・アイビー」の一角であるバージニア大で2度のオールアメリカンに選出。2010年にはジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピースらと「ジュニアライダーカップ」を戦い、14年にはブライソン・デシャンボーらとともに「世界アマチュアチーム選手権」を制している。
15年にプロ転向。翌16年から参戦した下部ツアーでは18年に「ウェブドットコムツアー選手権」で優勝した。昨季初めてPGAツアーのシードを獲得し、今季は3度のトップ10入りなどフェデックスポイントランキング56位。再開後には、ツアー屈指と称されるマッカーシーのパッティングに注目してみるのも面白いかも?