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キャリア初のシャンクも コリン・モリカワが本領発揮「67」で浮上

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 3日目(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)

「この事実を知っている人はあまりいないと思うんだけど、キャリアで一度もやったことはなかったんだ」。コリン・モリカワが少し照れくさそうに振り返ったのは前半6番(パー5)。フェアウェイのど真ん中からPWのショットをシャンクして林に打ち込んだ。「ボールの行方を完全に見失ったよ」。結局このロングホールでボギーを喫した。

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「我慢しながら良いショットを積み上げていけば報われるコース」とみるが、強弱や方向も一定ではない風が吹きつけていた。「サンフランシスコに似た涼しい気候だけど、ここまでの風、しかも追い風となるとクラブ選択が番手を2つくらい下がり、向かい風だと2、3番手上げなければいけない、きょうはショットがものを言う日だった。パットにも救われた」

2つ伸ばして迎えた17番でボギーも、最終18番(パー5)でイーグルフィニッシュ。ティショット、セカンドと納得にはほど遠いつなぎだったが、チップインでギャラリーを沸かせ「ラッキーが重なった」と笑った。

「67」で通算4アンダー8位に浮上。首位を走る松山英樹とは6打差にいる。「ヒデキがボギーを連発するとは思えないし、僕としてはバーディを獲りにいかなければいけない。いいスタートを切ることが大事になる。フロントナインにはバーディホールがいくつかあるし、まずはそこで伸ばして(後半に)望みをつなげれば」。大逆転も諦めていない。(千葉県印西市/亀山泰宏)

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