初日「69」のスタートを生かせなかった

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目（26日）◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇ サウスコース（7765yd、パー72）、ノースコース（7258yd、パー72）

中島啓太は初日のノースコースでの「69」から一転、難関サウスコースでバーディなしの「78」をたたき、通算3オーバー99位で予選落ちとなった。

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10番スタートに入ったことで、サウスでも特に難しいインコースからのプレー。警戒していた514ydの12番パー4を何とか切り抜けた直後、13番（パー5）でフェアウェイからの3打目をバンカーに落として目玉になった。ダブルボギーが先行し、後半3番（パー3）でもティショットを手前のバンカーに入れて再び目玉に。ここから3連続ボギーでカットラインが一気に遠のいた。

13番と3番を「番手ミス」と悔やみつつ「フェアウェイからなら、ショートサイドにアタックしていくことが第一歩。（外しても）そこからパーセーブできるようなショートゲームが欲しい」と課題に目を向ける。

引き続きPGAツアーへスポット参戦の機会をうかがう

3週後の「ザ・ジェネシス招待」（2月16日～／カリフォルニア州リビエラCC）にも推薦出場が見込まれている。「試合をやりながら成長していくのが強いアスリート。そこを目指してやっていきたい」。苦い経験も力に変えていく。（カリフォルニア州ラ・ホヤ／亀山泰宏）