2022年「マスターズ」 最終成績
2023年 バレロテキサスオープン
期間:03/30〜04/02 場所:TPCサンアントニオ キャニオンズコース(テキサス州)
松山英樹はマスターズ前最終戦を15位「安定すれば来週も上位に」
◇米国男子◇バレロテキサスオープン 最終日(2日)◇TPCサンアントニオ キャニオンズコース(テキサス州)◇7438yd(パー72)
松山英樹が2年ぶりの優勝がかかるメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)を控えた最後の実戦機会を終えた。初日の日没順延の影響を受け、2日目に25ホールを回る長丁場を経て36位で予選を通過。4日間合計で通算7アンダーの15位でフィニッシュした。
<< 下に続く >>
「71」で回った最終日は序盤につまずいた。バーディを先行させた直後の3番(パー3)で第1打をグリーン手前の池に落としたのをきっかけにトリプルボギー。その後、左サイドのバンカーからの3打目を寄せた最終18番(パー5)を含め、4つのバーディ(1ボギー)を重ねて挽回した。
前日の12位から順位を下げたフィニッシュとなったが、中継したBSジャパネクストなどのインタビューで「(グリーン手前から寄せきれなかった)17番のショートゲームのミス、3番ホールのミスを除けば、そこそこのプレーができている。安定すれば来週も上位に行けるのではと思う」と振り返った。課題について問われ、「ショット以外は全部ですね」と残した言葉からは、ロングゲームへの一定の充実も感じさせる。
12回目の出場となるマスターズ。首の状態が心配される中、昨年は途中棄権した大会を72ホール回り切った。テキサス州での試合からの連戦で臨んだオーガスタでの直近3年の戦いは14位、優勝、13位。「ショートゲームは(次の試合会場で)打たないと分からないことも多い。移動して、気分転換しながらやりたいなと思います」と4日後の開幕を見据えた。