予選落ちだったら別大会に出場したかも マキロイは薄氷を踏み週末へ
◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 2日目(13日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)
最終9番(パー5)を歩いていると、顔なじみのラウンドリポーターから声がかかった。「今後のスケジュールはどうなっているの?」。ロリー・マキロイ(北アイルランド)は「このホールが終わったら教えるよ」とだけ返し、残りのプレーに集中。2オン2パットでバーディフィニッシュを決め、決勝ラウンド進出を確実なものにした。
前週の「アーノルド・パーマー招待」3日目、スタート前に腰痛を理由に棄権した。連覇がかかった今大会は練習ラウンドを行わず、ぶっつけ本番でティオフ。同じ組のザンダー・シャウフェレ、松山英樹のスコアを追う形で36ホールを消化し、「74」「71」の通算1オーバー51位で予選を通過した。
この日の3バーディ、2ボギーの内容には「リーダーボードのもっと上にいられるようなプレーだったのに、パットがなかなか決まらなかった」と満足いかない。一方で、コンディションについて「かなり良くなった。完ぺきではないけれど、日を追うごとに良くなっている感覚がある」と説明する。
懸念があるとすれば、速いスイングスピードを伴う1Wショットよりも、前傾角度が深くなり、患部に負担がかかるアプローチやパッティングだという。「でも、きょうに関してはOK、大丈夫と思いながらプレーして、違和感はなかった。朝起きた時も元気だった」と回復具合に自信を見せた。
単独首位のルドビグ・オーベリ(スウェーデン)とのストローク差は13打。J.J.スポーンを月曜日のプレーオフで破った前年大会に続くタイトル獲得、大会3勝目は遠くなった。いま視界にあるのは4月のメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)の連覇。「今回もしも予選落ちをしていたら、マスターズに向かう前にもう1試合出ることにしていたはずだ」。薄氷を踏んで進んだ週末の36ホールを有効に使う。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)