2026年 バレロテキサスオープン

ボギー発進直後の会心イーグル 久常涼は初V→マスターズ滑り込みへ「いいスタート」

2026年 バレロテキサスオープン 初日 久常涼
久常涼は逆転マスターズへ好スタート(Dylan Buell/Getty Images)

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 初日(2日)◇TPCサンアントニオ オークス・コース (テキサス州)◇7438yd(パー72)

出だし1番で先行したボギーは、少なからず久常涼の心を波立たせた。「すごくいいショット」と振り返る2打目が思った以上に飛んでグリーン奥に外れ、寄らず入らずでいきなりスコアを落とした。

「距離のジャッジがね…。ちょっとこけたけど」と詰めの甘さを悔しがりながら、それをすぐに取り返すショット力がある。2番(パー5)は安定感抜群の1Wでフェアウェイを捉えた後の2打目が会心。残り約280ydから3Wで2オンして、ピン右7m弱をしっかりと決めきった。「ティショット、セカンドといいショットが打てた。1番を取り返せるくらいのいいイーグル」と胸を張った。

4番でもチャンスをものにした後、最難関9番でフェアウェイからのセカンドをグリーン左にミス。砲台グリーンへの寄せが極めて難しいシチュエーションから2つ目のボギーを喫したが、折り返して10番でショートアイアンをピンに絡めてバウンスバック。さらに14番(パー5)からの2連続バーディで4アンダー「68」をマークした。

次週のメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)のフィールドに滑り込むためには、今大会でPGAツアー初優勝を遂げることがマストだ。最終18番(パー5)は左奥のガードバンカーから段を下った先にあるピンへの寄せに成功したものの、2mがひと筋左を抜けた。「ちょっと残念」と苦笑した後で、「でも、いいスタートが切れたと思います」。首位と3打差暫定15位の滑り出しにうなずく。

この日は雨上がりで風がない好条件だった。残り3日間、天候次第で我慢が求められることは過去2年の経験で身をもって分かっている。好発進で気持ちを緩めるつもりは、さらさらない。(テキサス州サンアントニオ/亀山泰宏)

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