2026年 キャデラック選手権

53位ではありますが…松山英樹は今季ワースト順位「コースというより自分の状態」

2026年 キャデラック選手権 4日目 松山英樹
松山英樹はマスターズ以来の出場試合で苦しんだ

◇米国男子◇キャデラック選手権 最終日(3日)◇トランプナショナルドラール ブルーモンスター(フロリダ州)◇7739yd(パー72)

午前6時過ぎにコースに姿を現した松山英樹は、スタートまで断続的な待機を強いられた。強い雨の影響で30分、また30分…と開始が遅れ、当初の予定から2時間経ってからティオフ。「まあ、いつものことなので」と意に介さず、黄色いポロシャツで飛び出した日曜日は、今ある課題を突き付けられる結果になった。

2026年 キャデラック選手権 4日目 松山英樹
前半12番では直ドラでグリーンを狙った

初日の15位から連日順位を下げ、37位で迎えた最終日は“裏街道”。前半11番でグリーン右ラフからの3打目を寄せきれずボギーが先行した。続く12番(パー5)ではフェアウェイから必死の“直ドラ”でグリーン左手前にセカンドショットを運びバウンスバック。16番はティショットをグリーン右手前のバンカーに入れてバーディを奪いながら、次の17番でボギーを喫するなど流れが悪い。

2026年 キャデラック選手権 4日目 松山英樹
悔しいパットも多かった

「WGCキャデラック選手権」時代の2016年以来、10年ぶりにプレーしたブルーモンスター。「コース(の難度)というより、自分の状態ですよね」と問題の矛先を自らに向けた。「良い感じで回り始めたと思ったら、すぐボギー打ったり。そういうところに(上位との)差が出た」。後半もフェアウェイバンカーからピンそば2mにつけるバーディを5番で決めた直後、6番でティショットを大きく左に曲げてボギーにした。

4バーディ、3ボギーの「71」。スコアを1つ伸ばしても、水気を含んでソフトになり、プリファードライが採用されたコースでは物足りない。通算2アンダーは53位。3月「アーノルド・パーマー招待」の41位を下回り、今季のワースト順位で終えた。

2026年 キャデラック選手権 4日目 松山英樹
次週はノースカロライナ州で再びシグニチャーイベント

4月のメジャー初戦「マスターズ」以来、3週ぶりの実戦だった。2週間のオフを日本で過ごして再渡米。「パットはスピードが合わなかった。打ち方自体はそんなにずれていないと思う」と春先の状態を維持しながら、ショットに安定感を欠いた。ストローク・ゲインド・オフ・ザ・ティが「-3.304」で全体66位。今季のツアーで2番目の長距離コースでティショットからリズムを作れなかった。「悪くはないが、いろいろ試しながらやっているのでスピードも落ちている。来週に向けて戻していけたら」と表情に必死さが浮かぶ。

次週もシグニチャーイベント(昇格大会)の「トゥルーイスト選手権」(ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)を戦い、翌週のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ペンシルベニア州アロニミンクGC)へ。残された時間内で準備を急ピッチで進める。(フロリダ州ドラール/桂川洋一)

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