アダム・スコットがメジャー100大会連続出場へ “帝王”に次ぐ史上2人目の快挙
◇米国男子◇キャデラック選手権 最終日(3日)◇トランプナショナルドラール ブルーモンスター(フロリダ州)◇7739yd(パー72)
アダム・スコット(オーストラリア)が週末の猛チャージで“快挙”を手中に収めた。
自身が制した2016年「WGC キャデラック選手権」以来のPGAツアー開催となったトランプナショナルドラールで、初日はまさかの誤球によるペナルティも科されるなど2日目を終えて通算3オーバー61位に沈んでいた。3日目に「66」、最終日はボギーなしの8バーディ「64」でサヒス・ティーガラと並ぶベストスコアをマーク。週末36ホールをノーボギーで駆け抜け、11アンダー4位タイフィニッシュを決めた。
「ひどすぎた」と表現するトーナメント前半のパッティングについて、トレバー・イメルマン(南アフリカ)から助言を受けて修正を施したという。「ありがとう、トレバー。すごくいい気分だ」と笑った。
シーズンを通してみれば、やはり優勝経験のあるカリフォルニア州リビエラCCでの2月「ザ・ジェネシス招待」(単独4位)に次ぐ好成績。世界ランキングは54位から43位に上がった。メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」終了後の5月18日付の世界ランク60位以内が確実となり、「全米オープン」(6月18日~/ニューヨーク州シネコックヒルズGC)の出場権も確保した。
2001年「全英オープン」から始まったメジャー連続出場は、ことしの全米オープンで100大会の節目に到達する。上を見れば、146大会連続出場の帝王ことジャック・ニクラスしかいない。太く長く、けがなく活躍してきた名プレーヤーの勲章を謙虚に受け止める。「心のどこかで、まだ『優勝以外の記録ばかり持つ選手』にはなりたくないと思っているんだ。それよりも、何か(タイトル)を勝ち取りたい。自分へのご褒美としてたたえてはみるけど、やはり勝ちたいという気持ちは変わらないよ」
昨年の全米オープンでは首位と1打差2位でラスト18ホールを迎えながら、12位と失速した。2013年「マスターズ」に続くビッグタイトルへの渇望が45歳を突き動かす。