2026年 全米オープン

全米オープンなのに空席が目立つ? 首位独走ウィンダム・クラークも「ちょっと残念」

2026年 全米オープン 3日目 ウィンダム・クラーク
大会2勝目がはっきりと視界に

◇メジャー第3戦◇全米オープン 3日目(20日)◇シネコックヒルズGC(ニューヨーク州)◇7440yd(パー70)

16番(パー5)では残り275ydからピンそば1.2mに2オンするスーパーショットが飛び出した。17番(パー3)ではティショットを大きく左に曲げながら、巧みなアプローチでピンチを切り抜けた。通算7アンダー単独首位をキープし、完全Vでの大会2勝目へ歩みを進めるウィンダム・クラーク。見せ場たっぷりのプレーで世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーら後続に6打差をつける独走を横目に、各ホールの特設スタンドは空席が目立った。

2026年 全米オープン 3日目 ウィンダム・クラーク
いつもなら満席のスタンド

2サム最終組のティオフは午後3時45分と遅めの設定。ツアー屈指の人気選手であるロリー・マキロイ(北アイルランド)が1時間半ほど早いスタートでプレーを終えると、帰路に就くギャラリーも少なくなかった。「終了時間が遅かったからなのか、決定的な瞬間がいくつかあったのに、少し盛り上がりに欠けてしまったので、確かに残念。みんなが帰っていっているようで、まるでトーナメントが終わってしまったかのような雰囲気だった。メジャーでも、50位くらいでプレーしている時にはそんな経験もあるけど…」。優勝争いのど真ん中とは思えない熱気の不足に、思わずトーナメントリーダーの本音が漏れた。

2026年 全米オープン 3日目 ウィンダム・クラーク
ティオフは午後3時45分と遅かった

そもそも、8年ぶり6度目となるシネコックヒルズGC開催の本大会は、主催する全米ゴルフ協会(USGA)が一日当たりの入場者数を約2万1000人に制限したと報じられている。コースのあるニューヨーク州ロングアイランド周辺は平日朝を中心に交通渋滞が深刻で、物流への影響を考慮したとの見方もある。ペンシルベニア州オークモントCCで行われた前年大会も混雑緩和を目的に一日当たりの入場者数を3万人に制限していたという。

2026年 全米オープン 3日目 ウィンダム・クラーク
独走態勢を築いていざ最終日へ

とはいえ、3年ぶり2度目の全米オープン制覇に挑むクラークにとっては、最強シェフラー相手に逃げ切りを完遂する上でギャラリーの応援も力に変えたいところ。午後2時30分スタートの最終日こそ「たくさんのファンが集まって、(その前で)トロフィーを掲げられることを願っているよ」と期待を込めた。(ニューヨーク州サウサンプトン/亀山泰宏)

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