世界選抜主将「アダムとヒデキに勝利を」 松山英樹のプレジデンツカップ戦歴
◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇ザ・プレジデンツカップ 事前(22日)◇メダイナCC(イリノイ州)◇7548yd(パー70)
プロ1年目の2013年、メジャー2大会でトップ10入り(全米オープン10位、全英オープン6位)を果たしたシーズンに松山英樹は「プレジデンツカップ」にデビューした。当時21歳。翌年にPGAツアー初優勝(メモリアルトーナメント)を飾る米オハイオ州のミュアフィールドビレッジGCでチームの最年少選手として出場。その後、一度もメンバーから外れることなく、今大会で7回目の世界選抜入りを果たした。
出場回数は今大会の両チーム計24人のうち、アダム・スコット(オーストラリア)の史上最多12回に次ぐ2番目を誇る。松山を上回るのはスコットと、13年までに8回出場のアーニー・エルス(南アフリカ)、09年までに同じ8回のビジェイ・シン(フィジー)だけ。すでにレジェンド級と言っていい。
19年からの直近3大会はすべて5マッチ(フォアボール2マッチ、フォアサム2マッチ、シングルス1マッチ)をプレーする皆勤ぶり。歳を重ねながらフル稼働でチームに力を注いできた。
通算成績は9勝13敗5分。強さを発揮しているのが最終日のシングルスマッチで、3勝1敗2分と勝ち越している。初回の13年にハンター・メイハンに敗れて(3&2)からは黒星がない。17年大会ではその1カ月前に「全米プロ」のタイトルを譲ったジャスティン・トーマスを3&1で下し、24年の前回大会は世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーに1UPで粘り勝ちした。
ダブルスはフォアボール(各選手が自分のボールをプレーし各ホールでペアの良い方のスコアを採用)の3勝6敗2分に対し、フォアサム(ペアで1つのボールを交互に打ち合ったスコアを採用)は3勝6敗1分。普段のストロークプレーからは最もかけ離れ、パートナーとのコンビネーションが問われるフォーマットで、24年は2日目にイム・ソンジェ(韓国)とのペアでパトリック・カントレーとザンダー・シャウフェレを7&6と圧倒した。
世界選抜の主将ジェフ・オギルビー(オーストラリア)は、開幕2日前に公式会見でスコットについて「チームが『彼のために勝ちたい』と思う原動力になっている」と言及。「松山もそういう存在で、経験豊かな2人に勝利を届けられたら最高だと思う」と続けた。(イリノイ州メダイナ/桂川洋一)