ここ2試合続けて予選落ちを喫していた石川遼だが、まずまずのスタートを切った。（Michael Cohen／Getty Images）

イリノイ州のTPCディアランで開幕した米国男子ツアー「ジョンディクラシック」に出場中の石川遼は、初日を6バーディ、3ボギーの「68」（パー71設定）で回り、3アンダーは首位に4打差、26位タイとまずまずのスタートを切った。

例年、多くのバーディが飛び交うTPCディアラン。今年も同様に、全体的にスコアが伸びるロースコアの展開に。石川もその流れに乗り遅れることなく、前半インからバーディ先行の流れを築いた。

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スタートホールの10番（パー5）で2.5メートルのバーディチャンス決めると、197ヤードの12番パー3では、ピンそば約1メートルに絡めるスーパーショットで早くも2つ目。アイアンショットに冴えを見せる石川は、さらに14番、15番でそれぞれ4メートル、5メートルにつけて連続バーディを奪い、前半を4アンダーで折り返した。

後半は3番（パー3）で3パットボギーを叩くが、2つのバーディを重ねて5アンダー。終盤までトップ10圏内をキープしていたが、8番、9番といずれもグリーンを外し、連続ボギーフィニッシュとした。この日、パーオンを逃した3回のうち2回が上がり2ホールに集中。好調なショットを続けていた中にも後味の悪さが残ったが、明日もバーディ合戦が予想されるだけに停滞は命取り。早々に流れを引き戻したいところだ。