賞金王・今平周吾が発熱で途中棄権
2018年 ソニーオープンinハワイ
期間:01/11〜01/14 場所:ワイアラエCC(ハワイ州)
54位の今平周吾 初の決勝ラウンドで感じた米ツアーの壁
◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 最終日(14日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
米男子ツアーで4度目にして自身初の決勝ラウンドに進出した今平周吾は6バーディ、2ボギー「66」。最終日に今週の自己ベストスコアを出し通算6アンダーの54位で終えた。
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伸ばせず迎えた後半2番。フェアウェイから残り142ydの2打目でクラブ選択に迷った。グリーン手前に切られたピンをガードバンカーが遮る難所。「前半は大きめのクラブを持って安全にやった。でも順位が悪いのに伸ばさないと意味がない」と9Iを手放してPWでフルショット。1.2mに絡めてバーディを奪った。
「ここから良くなった。前半は攻めの気持ちが足りなかった」と3番で2連続バーディ。終盤でも8番でピン右からの6mを流し込み、2オンした9番(パー5)は6mのイーグルパットを右にそらしたが、返しを決めて2連続バーディ締め。「流れも良くなってパターも入ってくれた」と振り返った。
米ツアーの決勝ラウンドを初めて経験し「本当に良いプレーを毎日続けないと上に行けないと思った。きょうの後半のようなゴルフをしていかないとトップ10に入るのは厳しい。もっと頑張らないといけない」と難しさを口にした。
次週は国内ツアーの2018年初戦「SMBCシンガポールオープン」(18日~)に出場予定。15日にもハワイを発ち、成田空港で約1時間のトランジットの末、シンガポール入りの過密日程になる。
昨季、国内ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」で初優勝を挙げた25歳は、今大会からトレーナーを帯同させるなどサポート体制も整えた。「今年の目標は国内で2勝。世界ランク(現在は84位)を上げて海外の試合にもスポットで出られるように。今週ミスしたことを来週はしっかりいかしたい」と述べた。(ハワイ州ホノルル/林洋平)