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タイガーの姪、シャイアンが豪州で2日目を終え首位浮上
2014/02/08 12:08
アメリカ出身でタイガー・ウッズの姪であるシャイアン・ウッズが、欧州と豪州女子ツアー共催競技「ボルビックRACVレディスマスターズ」2日目のラウンドを「67」の6アンダーで終え、南アフリカのステーシー・リー・ブレグマンと並び、「136」の通算10アンダーで首位に立った。
同大会で通算8勝を挙げ、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだカリー・ウェブは、2日目のスコアカード誤記により失格となった。ウェブは初日に続いて「74」の1オーバーというスコアカードに署名。本来であれば予選を通過するラインにいたが、実際ボギーを記録した12番ホールをパーと記入してしまい、カード提出後まで誤りに気付かなかった。ウェブはすぐに誤記があったと認めたが、“時既に遅し”の状態だった。
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欧州女子ツアートーナメントのディレクターを務めるフレイザー・マンロー氏は、「彼女が正確ではないスコアカードに署名をしたことは事実。彼女自身も落胆していた。選手は全18ホールのスコアを確認しないといけない。それが彼女の義務。適切に確認せず提出し、そのまま立ち去ってしまった」と、経緯を説明した。
プロ初勝利を目指すウッズは、6,577ヤード(パー73)のロイヤルパインズリゾートでの2日目、1イーグル、1ボギー、5バーディの「67」でホールアウト。10番からスタートしたウッズは、18番で3パットのボギーを記録したが、1番(パー4)の第2打目をフェアウェイから7番アイアンで直接決めてイーグルを奪った。
ブレグマンは6バーディでウッズと首位タイ。1打差の2位にはイングランドのトリッシュ・ジョンソン、更に1打差の3位にはアラバマ大出身のカミラ・レナース(スウェーデン)となっている。
ウッズは2日目について、「良い日だったわ。ラウンドを通して安定したプレーが出来た。パターも良かったし、ボールも上手くとらえられた。安定した日だったわ。今日のハイライトはフェアウェイから直接決めた1番ホール」と上機嫌でコメント。
一方のブレグマンはファーストホールで8番アイアンを木にぶつけて壊してしまい、ラウンドを通して他のクラブで代用する必要に迫られた。「8番アイアンが必要なショットもあったけれど、他のクラブを代用するしかなかった。グリップダウンして7番にするか、9番で強めに打つしかなかった」と話している。