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最後の男、奮闘中/R.パンプリング

By Helen Ross, PGATOUR.COM

「ウェルズファーゴ選手権」に出場中のロッド・パンプリング(オーストラリア)は、今週、少しばかり遠回りをした。月曜日の予選会を「65」で回ったパンプリングは、その後6選手で行われたプレーオフで敗退し出場権を逃してしまった。その為、予定を変更して翌週のスタディオン・クラシック(Web.comツアー)に出場するため、ジョージア州アテネへと向かった。

大会開幕を翌日に控えた水曜日の昼過ぎ、パンプリングは自身が「ウェルズファーゴ選手権」の第一補欠選手であることを知った。慌てたパンプリングは車をUターンさせ、シャーロットへトンボ帰りすることとした。そしてクイーン・シティーに着く手前で、彼はトーナメントへの出場が決定した事を知らせる電話連絡を受けた。

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月曜日の時点では10番目の補欠選手だったパンプリングは、ベン・クレインが水曜日のプロ・アマでの6ホールを終えた時点で棄権したことから、ギリギリで本大会への出場権が廻ってきたのだ。このチャンスを存分に発揮したいパンプリングは、大会2日目の金曜日のラウンドを「69」で回り、スコアを6アンダーとしてトップ10に名前を連ねている。

「今日のラウンドはちょっとチグハグでした。調子はあまり良くなかったけど、要所でパットが決まってくれて、この結果に繋がりました。徐々に天候が回復してくれたので後半は集中することができて、バーディが決まったり、狙った場所にショットが打てるようになりました」と、パンプリングは語った。

去年の賞金ランキングでは127位と成績を落とし、ツアーのシード権を失ったパンプリングは、「ウェルズファーゴ選手権」が今年7戦目の米国ツアー出場となった。10番ホール(パー5)からスタートした大会2日目は、いきなり16フィートのバーディパットを決める順調なスタートを切ったが、11番ホールで即にスコアを落としてしまった。

しかし彼は、残り3つのロングホールの2ホールでバーディを奪い、この日の最終ホールとなった9番では19フィートのロングパットを沈め、2日続けての3アンダーで予選ラウンドを締め括った。好調のパンプリングだが、面白いことに彼はこれまで、クエイルホロークラブで24度もラウンドしているが、「70」以下のスコアで回ったのは「66」を記録して8位タイとなった2008年大会の最終日の1度しかなかった。

今週彼は、2010年以来、8度目となる「ウェルズファーゴ選手権」で健闘を続けている。「再び上位争いに食い込めるよう、頑張るよ」と、パンプリングは語った。

情報提供:PGA TOUR

2013年 ウェルズファーゴ選手権

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