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バッバ・ワトソンのお気に入りのコースはオーガスタナショナルであるが、彼はまたTPCリバーハイランドでのプレーも楽しんでいる。

「トラベラーズ選手権」2日目、ワトソンは3アンダーの「67」をマークし、パトリック・リードとパドレイグ・ハリントンに2打差をつけ単独首位に立った。

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「このコースは好きだよ。いつも良いプレーができる」とワトソンは話す。

2010年に「トラベラーズ選手権」を制しているワトソンは、ここまで2日間で通算10アンダーの「130」。リードとハリントンは共に第2ラウンドを「66」で回り、通算8アンダー。2007年覇者のハンター・メイハンを含む4人が7アンダーで4位タイとなっている。

初日を「61」で回り首位に立っていたチャーリー・ホフマンは、3つのボギーにダブルボギーを叩くなど2日目を「73」で回った。先週の「全米オープン」を制したジャスティン・ローズは、5アンダーで12位タイとしている。

昨年の「マスターズ」で最後の勝利を挙げているワトソンは、この大会で度々良いプレーを見せている。2010年にはPGAツアー初勝利を挙げ、また昨年も2位に食い込むなど、直近6戦のうち4戦でトップ15入りを果たしている。

「ティショットが上手くいった」とワトソンは話す。「コース全体を通して2つほど難しいティショットがあったけど、あとは全て良い感じだった」。

今季2度のトップ10入りと6度のトップ25入りを果たしているワトソンは、現在フェデックスカップポイントで57位に位置している。先週の「全米オープン」では32位タイだった。

「愉快な気分だよ。去年はフックショットを打てず、キャリアベストの1年だったにも関わらずシーズン通して勝つことができなかった」。マスターズのプレーオフで勝利を決めたショットを振り返り、ワトソンはこう話した。「より安定した結果を出すことを心がけている。過去数年はもっとトップ25に入っていたし、予選落ちも少なかったからね」。

穏やかな朝の気候に恵まれたこの日、ワトソンはまず10番ホールでボギーを叩いたが、その後4連続バーディを決めた。午後には一転して風が強まり、午前中プレーした選手たちに比べ多くの選手が苦戦した。

その中でもハリントンは、午後12時40分にスタートしたにも関わらず「66」をマークした。

「確かに風は強かった」。ハリントンはこう話す。「難しい状況だったが、それでもバーディチャンスはあったからね」。

ハリントンは2008年に、自身3度目のメジャー大会制覇となる「全米プロゴルフ選手権」を制して以来、勝利がない。アイルランド出身の41歳は今季、4度予選落ちしているものの、極めて良いプレーを続けている。2週間前の「フェデックス・セントジュード・クラシック」では10位、先週の「全米オープン」では21位タイだった。

ハリントンは2ラウンド続けて4アンダーをマークしたが、2日目について本人は「価値ある66だ」と語った。

「この2日間、打ち方やフォームは理想的ではない」。2010年と2012年もこの大会で優勝争いに絡んだハリントンは、こう話した。「正直、自信に満ちてプレーしているというわけではないね」。

ローズは少し疲れた様子を見せながらも、この日は「68」をマークした。

「思ったように安定したプレーができなかった」。このコースで最も簡単な2ホールである2番と15番でボギーを叩いたローズは、こう話した。「少し体のケアをしなければいけないと思っている。背中の臀部に少し違和感があるのでね」。