バッバ・ワトソンは大崩れ 藤田寛之に最高の賛辞
初優勝者続出! 米国男子14-15年シーズン序盤戦トップ5
15年の活躍を期待させるパフォーマンスを披露した選手 トップ5
■ 1位 ブルックス・ケプカ
PGAツアー1年目のブルックス・ケプカは、フォールシリーズでの2大会で好成績を収めたほか、欧州ツアーでも結果を残した。「フライズドットコムオープン」で8位タイ、「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で4位タイとしたほか、その前には欧州ツアー「トルコ航空オープン」で優勝。24歳の世界ランキングは現在35位だが、今後はさらに上の地位に上っていくだろう。
■ 2位 ロバート・ストレブ
昨シーズン開幕まで未勝利だったジミー・ウォーカーは、「フライズドットコムオープン」で優勝し、その後も好成績を残したおかげでフェデックスカップランキング首位をしばらく守り続けた。結果的にキャリア最高のシーズンを送り、「ツアー選手権byコカ・コーラ」、そして「ライダーカップ」にも出場した。今季序盤のフォールシリーズを見る限り、ストレブも似たような道筋を歩んでいるように感じられる。「マックグラッドリークラシック」で初優勝を達成したほか、出場した5大会中2大会でトップ10に入った。2シーズン前にはフェデックスカップランキング126位とし、惜しくもツアーシード権を失った。同71位でフィニッシュした昨季の経験を生かし、現在はランキング1位に浮上している。
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■ 3位 バッバ・ワトソン
飛ばし屋は大きなタイトルを獲得し続けている。2012年に初めて「マスターズ」を制覇すると、今年の序盤に2着目のグリーンジャケットを獲得。そして最終日の劇的な追い上げで「WGC HSBCチャンピオンズ」を制し、初のWGAタイトルを手にした。2014年は合計3勝を挙げるなど、好調を維持している。
■ 4位 ライダーカップ欧州選抜キャプテンピックの2人
今年の「ライダーカップ」欧州選抜のキャプテンピック2人(リー・ウェストウッド、イアン・ポールター)を同時に紹介。両ベテランは昨シーズンを通して苦戦したものの、スコットランドで欧州選抜の勝利に貢献して以降は好調を続けている。ウェストウッドは「フライズドットコムオープン」で12位タイ、「CIMBクラシック」で13位タイ、「WGC HSBCチャンピオンズ」で20位タイと、出場したフォールシリーズ3大会でいずれもトップ20に入った。また欧州ツアー「トルコ航空オープン」でも8位タイにつけた。ポールターも「トルコ航空オープン」で2位としたほか、「WGC HSBCチャンピオンズ」でも6位タイとした。
■ 5位 トニー・フィナウ
ロングヒッターが1年目に好スタートを切った。フィナウは出場した直近5大会中4大会でトップ15という結果を残している(「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」と「OHLクラシックatマヤコバ」での7位タイを含む)。今季トップ3に入る最長ロングドライブを記録(374ヤード、373ヤード、371ヤード)し、習得中であるボールコントロールにより安定感が増した。2014年のウエブドットコムツアーの大会を含め、直近12大会中11大会で予選を通過している。