ザック・ブレアが“ホブラン仕様”のアイアンを使用する理由
2023年 サンダーソンファームズ選手権
期間:10/05〜10/08 場所:ザ・カントリークラブofジャクソン(ミシシッピ州)
新規契約ウィルソンを織り交ぜたケビン・キズナーの14本
「トラベラーズ選手権」を終えた後、PGAツアー4勝を誇るケビン・キズナーは、家族と一緒に過ごすためツアー競技から距離を置き、数カ月に及ぶ休みを取った。3週前の「フォーティネット選手権」(62位タイ)で復帰し、今週はミシシッピ州ジャクソンのCCオブ・ジャクソンで開催される「サンダーソンファームズ選手権」に出場。通算7アンダーの27位で決勝ラウンドに進んだ。
2023年初頭にウィルソンと用具契約を結んだキズナーは、以来同社のスタッフモデルである「CBアイアン」と、スイングウエートと全体的な重量アップのため鉛テープを貼ったスタッフモデルのドライビングアイアンを使用してきた。
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今週の火曜日(3日)、GolfWRX.comは、キズナーがウィルソンのクラブを新たにバッグに追加したことを確認した。3本のスタッフモデルのメッキなしウェッジが加えられており、いずれもカスタムソールグラインド。それぞれ赤文字で、母校ジョージア大のアメフトチーム「ブルドッグス」へのエールを込めた“GOOO DAWGS”や“Back 2 Back”の刻印が施されている。
キズナーは今年1年を通し、ピン、テーラーメイド、タイトリストといった複数メーカーのドライバーを試してきたが、最終的には使い慣れた2017年リリースのキャロウェイ「エピックドライバー」に回帰している。時として、使い心地の良さはテクノロジーに勝るのである。
キズナーは上記以外のクラブとして、現在のところタイトリスト「TSR3フェアウェイウッド」、キャロウェイ「エイペックスUWハイブリッド」、タイトリスト「ボーケイ ウェッジ」(60度)、オデッセイ「トライホット セブン」のマレット型パターを入れている。
キズナーによる選りすぐりのギアセットアップは、以下の通り。
ドライバー:キャロウェイ GBB エピック(9度を10度に調整)
シャフト: 藤倉コンポジット VENTUS BLACK 6X
3番ウッド:タイトリスト TSR3(15度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ PD 70S
ハイブリッド:キャロウェイ APEX UW(19度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ PD 80S
アイアン: ウィルソン スタッフ ユーティリティ(24度)、ウィルソン スタッフモデル CB(5~9番)
シャフト: 日本シャフト NSプロ ツアー105 X(24度)、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド X100(5~9番)
ウェッジ: ウィルソン スタッフ(P、G、S)、ボーケイデザイン ウェッジワークス(60-V)
シャフト: 日本シャフト NSプロ モーダス3 ウェッジ
パター: オデッセイ トライホット 5K セブン
グリップ: スーパーストローク ゼナジーツアー2.0
(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)