PGAツアーのシード権喪失の危機にある意外な選手5人
PGAツアーの2026年シーズンも残り5試合となった。年間ポイントランクトップ100入りを果たし、ツアーでのキャリアを順調に保てるのは誰か。11月19日開幕の最終戦「ザ・RSMクラシック」までの期間で、選手たちのキャリアは大きく分かれることになる。
来季出場権を懸けたフェデックスカップ・フォール(秋季シリーズ)を争う面々には、開幕時に苦戦を予想しなかった選手の姿もある。今回はツアーカード喪失の危機に直面している5人の注目選手を紹介する。
ルーカス・グローバー
昨季トップ50入りしたルーカス・グローバーは、現在ランク108位と苦しい位置につける。シグニチャーイベント(昇格大会)にフル参戦し、自身の希望通りのスケジュールで戦えたが調子は戻らず、今季の35位以内は3回にとどまる。まもなく47歳になるメジャー王者にとって、カードの喪失は重い意味を持つ。一方で、過去に何度も復活を遂げてきた選手でもある。
ニール・シプリー
25歳のニール・シプリーにとって、デビューシーズンは期待外れなものだった。開幕前は新人王候補の一人だったが、序盤の出遅れから抜け出せず、秋季シリーズは180位圏外で迎えた。しかし、直近の2大会で連続トップ10入りを果たし、現在は123位と状態を上げてきている。昨年はコーンフェリーツアーで2勝を挙げた。
ルーク・クラントン
18カ月前は次世代の若きスターと見られていた22歳のルーク・クラントンも、今季21試合中予選通過は10試合にとどまる。アマチュア時代に出場した8試合では7試合で週末に進んでいた。「ユタバンク選手権」で7位に入ったが、現在ポイントランクは137位。トップ10の連発か優勝争いが必須で、できなければコーンフェリーツアーに向かう。
ジョエル・ダーメン
ジョエル・ダーメンは序盤の4試合で2回のトップ10入りをマークし、一時はランク50位以内にいた。しかし中盤に不振に陥り、現在ランクは128位とシード権争いの渦中にある。昨年は122位で条件付きの出場資格にとどまり、2年前は当時では辛うじてシードを維持できる124位だった。数年間、ボーダーライン上の悪循環から抜け出そうともがいている。
マルコ・ペンゲ
マルコ・ペンゲ(イングランド)は昨年、DPワールドツアー経由でツアーカードを獲得した欧州勢トップの選手だった。序盤は「ザ・ジェネシス招待」で優勝争いに加わり、「バルスパー選手権」で4位に入るなど好調だった。しかし、シーズン途中の負傷以降は復帰後もその調子を取り戻せていない。現在ランクは110位。もし100位圏外で終えた場合、条件付きの出場資格で米国に残るか、欧州ツアーに戻るかの判断を迫られる。
(協力/PGATOUR.com)