2026年 ジェネシス選手権

桂川有人が2年ぶり欧州ツアー2勝目「苦しい時間が多かった」小祝さくらとの結婚後初V

2026年 ジェネシス選手権 4日目 桂川有人
桂川有人が逃げ切りで2勝目(Luke Walker/Getty images)

◇欧州男子◇ジェネシス選手権 最終日(25日)◇ウージョンヒルズCC(韓国)◇7367yd(パー71)

首位から出た桂川有人が逃げ切り、後続に2打差をつける通算13アンダーでツアー2勝目を挙げた。2打差の単独トップから1バーディ、1ボギー「71」。2024年4月の日欧共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」以来となる勝利で、2025年から欧州ツアーを主戦場にしてからは初のタイトルとなった。

ウイニングパットを沈めると、桂川は両こぶしをぐっと握った。2年ぶりにつかんだ勝利。優勝インタビューで、「初優勝してから苦しい時間が多くて。なかなか思うようにいかなかったけれど、また、こうして2勝目を挙げることができてとてもうれしい」とかみしめた。

来季のフルシード(ランク上位100人)を争うレギュラーシリーズ最後の一戦。ポイントランキング106位だった桂川にとっては、“圏内”への滑り込みを懸けた重要な大会だった。昨年4位に入った好相性の舞台で、第3ラウンドにはコースレコードに並ぶ「63」をマーク。一気に優勝戦線に浮上した。ポイントランクは30位前後まで浮上する見込みで、トップ70が出場できる次週のプレーオフ初戦「アブダビ選手権」(UAE/ヤスリンクス・アブダビ)への進出も決めた。

「上だけを見て自分のゴルフに向き合うだけ」。そう心に決めて迎えた最終日も安定したプレーを続けた。米ツアー4勝を誇る地元・韓国のキム・シウー、「全英オープン」覇者のライアン・フォックス(ニュージーランド)ら実力者をかわして立った頂点だった。

2026年 ジェネシス選手権 最終日 桂川有人
首位を譲らなかった(Luke Walker/Getty images)

転機は、9月の「アイルランドオープン」(アイルランド・トランプインターナショナルGL&ホテル)にあった。予選落ちに終わった大会で、新たなパッティングコーチと出会ったという。ここまでの平均パット数は「29.35」でツアー99位。「取り組んできたことが生きている」と手ごたえを感じていた。磨いてきたパッティングが、大一番での勝利を後押しした。

プライベートでは2024年12月に女子プロゴルファーの小祝さくらと結婚。今回の優勝は、結婚後の初のタイトルにもなった。

9位から出た星野陸也は「73」とスコアを落とし、通算6アンダーの22位。今季1勝を挙げている金子駆大は「71」で回って通算1アンダーの51位で大会を終えた。

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