「全米女子オープン」放送予定
2024年 全米女子オープン presented by アライ
期間:05/30〜06/02 場所:ランカスターCC(ペンシルベニア州)
パリ五輪代表レースも残り4戦 全米女子オープンに日本勢21人
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 事前情報◇ランカスターCC(ペンシルベニア州)◇6583yd(パー70)
今季メジャー第2戦で、女子ゴルファーの世界一を決める第79回「全米女子オープン」が30日(木)に開幕する。米国23会場、カナダ、日本、ドイツで開催された予選会を含め、1897人がエントリー。これはカリフォルニア州ペブルビーチGL開催だった前年の史上最多2107人に次ぐ2番目の数字だった。昨年大会は最終日を単独首位で迎えた畑岡奈紗が「76」と崩れて4位、畑岡と1打差で出たアリセン・コープスが「69」で通算9アンダーとし、メジャーでツアー初優勝を飾った。
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今年の舞台は2015年以来2度目のペンシルベニア州ランカスターCC。前回は当時20歳のチョン・インジ(韓国)が初出場初優勝を飾った。同じパー70設定(15年は6406yd)で優勝スコアは通算8アンダー。12人が出場した日本勢では、大山志保が5打差3位に食い込んでいる。
日本勢は史上最多22人が出場した昨年大会に次ぐ21人が出場する。昨年、悲願のメジャー制覇に迫った畑岡奈紗、27日に24歳の誕生日を迎えた古江彩佳、21年大会覇者の笹生優花ら8月「パリ五輪」代表の有力候補にとって、代表決定までラスト4試合。今後の米ツアー出場試合数をより確保したい渋野日向子、吉田優利はポイントを積み上げたい。
世界ランキング、予選会で出場資格を得た日本ツアーメンバーは13人が参戦。山下美夢有は五輪代表を目指して米ツアー組のライバルたちと同じフィールドへ。今季3勝で年間ポイントレース1位の竹田麗央のほか、神谷そら、尾関彩美悠、仁井優花には初メジャー。神谷、38歳で大会初出場の藤田さいき、唯一の15年大会経験者の鈴木愛は前週を調整に充てて大舞台に備えてきた。
今季出場8試合で6勝の世界ランキング1位のネリー・コルダは、4月「シェブロン選手権」からメジャー連勝に挑む。21歳のローズ・チャンは「全米女子アマ」(20年)、「全米女子ジュニア」(21年)に続く全米ゴルフ協会(USGA)主催大会3タイトル目となれば、史上最年少記録を樹立する。韓国の五輪代表争い4番手で昨年大会2位の申ジエも出場する。
<主な出場予定選手>
アリセン・コープス、セリーヌ・ブティエ、チョン・インジ、古江彩佳、ハンナ・グリーン、畑岡奈紗、ブルック・ヘンダーソン、稲見萌寧、リディア・コー、コ・ジンヨン、ネリー・コルダ、ミンジー・リー、西村優菜、西郷真央、笹生優花、渋野日向子、レキシー・トンプソン、イン・ルオニン、吉田優利、ローズ・チャン、藤田さいき、岩井千怜、岩井明愛、神谷そら、河本結、木村彩子、小祝さくら、仁井優花、尾関彩美悠、櫻井心那、鈴木愛、竹田麗央、山下美夢有、申ジエ