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2017年 クイーンズカップ
期間:06/15〜06/18 場所:サンティブリ サムイCC(タイ)

「いま僕はココにいます」Vol.13 タイ編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・23歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、サムイにいます。

ベトナムでの調整後、前週はアジアンツアー「クイーンズカップ」に出場。タイ・バンコクから南に約1時間のフライトで到着するサムイ島のコースが舞台でした。

当地を訪れたのは初めてなのですが、アジアンツアーの先輩、塚田好宣さん、小林正則さんからは「あのコースを回っていないようじゃあ、アジアンツアーの選手とは言えないぞ!」と“ゲキ”を飛ばされてきました。実は会場のサンティブリ サムイCCはアジアンツアーの中でも“珍コース”として有名で、とにかくアップダウンが激しいんです。

50yd、70ydと打ち上げたり、打ち下ろしたりするホールもあって、これがまたオモシロい。キャディさんは基本的にカートを使用。以前、全員歩きでプレーさせたら途中棄権者が続出したとかで、選手もホール間の移動だけでなく、ショットの直後にカートに乗り込むところがあります。

サムイ島はリゾート地。穏やかで、のんびりしていていいなあ…と思っていたら、町にはハードロックカフェはなんかもあって賑やかでした。ハノイ発祥のお気に入りのステーキハウス、エルガウチョもあってビックリ。足を運んでみるもんですねえ、もちろん、食べましたけど(笑)

<今週のランチ>
ビーチのリゾートに宿泊していたので、あたりを散策してきました。シーザーサラダにサーモンをのせて。ここも、タイですよ!

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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