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2017年 インドネシアマスターズ
期間:12/14〜12/17 場所:ロイヤルジャカルタGC(インドネシア)

「いま僕はココにいます」Vol.22 インドネシア編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・24歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、ジャカルタにいます。

今週はアジアンツアーのシーズン最終戦「インドネシアマスターズ」に出場します。今年は日本から宮里優作さん、片岡大育さんらもエントリー。欧州ツアーの試合を終えてアジアに帰ってくると、やはり“ホーム”の気持ちになりますが、特に今週はにぎやかな感じ。僕にとっては、去年は2位でシーズンのベストフィニッシュを決めた試合。コースとの相性を信じたいと思います。

ジャカルタに来たのはもう6回目くらいでしょうか。市街地はとにかく渋滞がすごいんです。車で20分くらいで行く道が、ゆうに1時間以上を超えることも。「そのくらいかかる」と思いながら、ストレスを余計に感じることなく過ごせるのは経験のおかげかなと思います。

前週の欧州、アジアン、南アフリカツアーの共催「ヨハネスブルグオープン」は残念ながら予選落ちしてしまいました。でも下を向いている時間はもったいない。初めて上陸したアフリカで、“らしい”楽しみ方をしてきました。ヨハネスブルグ郊外のサンシティで本場のサファリを体験!

野生のゾウ、サイ、キリン…特別仕様のオープンカーに乗って、動物たちの様子を観察しました。目の前を動物の群れが通る姿は圧巻。ライオンやチーターなどの危険そうな動物も、自動車を“ひとつのユニット”として考えるらしく、「中に人がいる」と思って、襲ってくることはないそうです。なんとも非現実的な経験でした。

<今週のランチ>

最近はジャカルタでも日本食レストランが充実してきました。写真のランチは弁当セット(Bento Set)。マグロの照り焼きが入っているものをチョイスしました。ごはんに味噌汁、フルーツもついて255000ルピア(約2115円)です。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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