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2020年 ISPS HANDA UK選手権
期間:08/27〜08/30 場所:ベルフリー(イングランド)

「いま僕はココにいます」Vol.91 イングランド編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・27歳。2012年のプロデビューから活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。幼い頃から海外を旅することこそが夢で、9年間のプロ生活で巡った国の数は実に40に到達。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いまぼくはバーミンガムにいます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で新設された6試合の「UKスイング」も今週が最後。「ISPS HANDA UK選手権」に出場します。ウェールズでの2連戦を終えて、イングランドに帰ってきました。

前週の「ISPS HANDA ウェールズオープン」でシーズン再開後初めて予選を通過しました。2週続けて同じコースでプレーしたのですが、風の強さがまったく違って。前週は朝から風速12mくらい、グリーン上で止まったボールが動きかねない勢いが続きました。

その分、コースセッティングも日々ティイングエリアを大胆に出し、総距離は500ydほど短くなりました。欧州ツアーは臨機応変。自分はと言えば、ここ最近、調子はそこまで落ち込んでいなかったものの、どうも噛み合わない試合が続いていました。天候でスコアがあまり左右されないタイプなので…周りのスコアが悪かったこともあって、久々に4日間プレー。最終日に危なげない良いラウンドができたと思います。

ウェールズからの“帰り道”、ロンドンに足を運んで日本食を楽しんできました。和食に焼肉…そして“ココ壱番屋”にも立ち寄ってカレーをいただきました。味は日本と変わらず、サラダのドレッシングもまったく一緒。それにしても、米がおいしくてびっくりしました。

〈今週のコース〉
正確に言うと、バーミンガム郊外にあるサットン・コールドフィールドという町にあるベルフリーは、知る人ぞ知る名門コース。過去に4回(1985、89、93、2002年)欧州選抜と米国選抜の対抗戦「ライダーカップ」の開催会場になりました(ちなみに、前週のケルティックマナーでは2010年大会が行われました)。

今回は7233yd(パー72)の設定で、噂通りの素晴らしいゴルフ場です。各ホールが木でセパレートされていてクラシックな雰囲気もあり、グリーン手前にハザードが多く、リスクと常に隣り合わせ。まさに“マッチプレー向き”にも感じられます。10番は284ydのパー4。グリーンエッジまでは260ydほどで1オンが狙えますが、グリーンの手前半分は横幅10ydくらいで、ギャンブルに出るか出ないか迷うところ。過去に1オンに成功したセベ・バレステロス(スペイン)を称えるプレートも埋め込まれているシグニチャーホールです。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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