「DAMASCUS」パターが男子ツアーでブームの兆し「音がするのに硬すぎない」
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前(8日)◇東建多度CC名古屋(三重)◇7069yd(パー71)
国内女子ツアーで笠りつ子が使用して優勝し、話題を呼んだオデッセイの新「DAMASCUS MILLED(ダマスカスミルド)パター」が、男子ツアーでもちょっとしたブームになりそうだ。国内開幕戦で選手のバッグをのぞくと、そのダマスカスパター利用者が多く見られた。
名前を挙げると、河本力「#7 CH」、香妻陣一朗「ロッシーS」、出水田大二郎「ロッシー」、池村寛世「#7」、内藤寛太郎「#1 or #2」、勝亦悠斗「ジェイルバード」、コー・タイチ(香港)「#1W」、山田大晟「#7CH」、青木尉「#7CH」、安保卓哉「#7」とキリがないが、みなそれぞれのモデルで試合での投入を予定していた。欧州ツアーが主戦場の金子駆大も、新ダマスカスの「クルーザーアームロックDB #7」を試していた。
ダマスカス鋼を使用したフェースは一つひとつ波紋が違い、ヘッド全体に高級感が漂う。フェース裏側にはAIでプログラムされた順回転を促すデータが組み込まれていているというから、見た目の良さに機能性を盛り込んだところにもプロが食いつくのだろう。
開幕戦から投入する河本は、「打感がいいですよね。自分は硬めの打感が好き。ボールが柔らかいのでそこともマッチしています」とボールとの相性も決め手になった。「(昨年まで使っていた)ジェイルバードよりツノのほうが打感も合いましたし、距離感が合う」と#7を選んだ。河本は学生の頃にもダマスカスの過去モデルを使っていたという。
さらに練習グリーンには、トライビームネック(三角ネック)がついたモデルや、シャフトがヘッド内側に挿さったゼロトルクモデルも並べられていた。池田勇太が「ダマスカスミルド トライビーム2ボールブレード(センター)」、今平周吾が「同トライビーム #6」を試していた。トライビームモデルで言えば、岡田絃希と嘉数光倫が「同トライビーム2ボールブレード」の投入を決めていた。
使用予定の選手の話を聞いていると、「打感が硬めで音がするのがいい」という評価が多かった。ただし単に硬すぎるわけではなく、「しっかり硬さはありつつ、食いついてくれる柔らかさがある。金属のいい音がするなかでも手にくる感じは柔らかい」(今平)という、まさに“程よい硬さ”がプロのココロをくすぐったようだ。
メーカーから未発表のため性能や発売時期などは分からないが、これだけプロの評判が良いのは非常に気になる。“硬そうなのに硬すぎない”というその特殊なフェースに、上手くダマクラかされてみる?(三重県桑名市/服部謙二郎)