2026年 中日クラウンズ

“クモ対カメ”の戦いに発展か 和合にノコノコと現れた「TRTL」パター

2026年 中日クラウンズ 事前 TRTLパター
ソールはカメのお腹をイメージか

◇国内男子◇中日クラウンズ 事前(28日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)

和合の練習グリーンで、オデッセイの見慣れぬパターを発見した。カメのイラストが入った緑色の甲羅柄ヘッドカバーを外すと、カメのような形のヘッドが現れた。ヘッド上部は深緑色の6角形のような形状で、まさに甲羅を彷彿とさせるデザインだ。甲羅中央にはアライメントをとりやすくするような、白い帯状のラインと黒い線が入っている。ヘッド周辺は甲羅から飛び出た手足のように羽状の形になっており、いかにもブレに強そうに見える。

2026年 中日クラウンズ 事前 TRTLパター
ショートスラントネックのカメパター

甲羅をひっくり返すと、ソールにはおそらく「タートル(TURTLE)」の略字であろう「TRTL」の文字。4カ所にウエートポートが見え、重さを調整できる仕様になっている。インサートはオデッセイの最新モデルに搭載されている「Ai-DUALインサート」に見えた。このパターはいったい…。

2026年 中日クラウンズ 事前 TRTLパター
ヘッド後方にもTRTLの文字

取材するとキャロウェイのスタッフは甲羅に首を引っ込めたように何も答えない。ここは推測で書くしかないが、その大きすぎないマレットのサイズ感や見た目の雰囲気は、T社の「スパイダーX」を思わせる。米ツアーで人気のモデルに対抗するものをぶつけてきたのか。もしそうなら、まさに「クモ対カメ」の異種格闘技戦ではないか。

2026年 中日クラウンズ 事前 河本力
練習ラウンドで新しいTRTLパターをテストしていた

実際に“カメパター”をテストした河本力は「カメっぽいなとは思いました」と笑いつつ、「このフェース形状やヘッドの感じが大きすぎないのが好きです。分厚いマレットなのにサイズ感がめちゃくちゃいい。構えやすくて打ちやすいです」と高評価。試合での投入については、「今使っているダマスカスより打感が柔らかかったので、今日はタッチが合わなかった。その辺りを調整していきたい」と述べ、今後のバッグインも示唆した。

2026年 中日クラウンズ 事前 TRTLパター
カメの甲羅を彷彿とさせるヘッドカバー

現場にあったのは、ショートスラントとクランクネックの2本で、河本はエースパターと同じ後者を選んでいた。製品名や詳しい性能などまだよく分からないことだらけだが、名古屋にノコノコ現れたカメは今後どんな動きを見せるのか。クモとのバッチバチの戦いになるのか。戦況をじっくり見守りたい。(愛知県東郷町/服部謙二郎)

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