2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント

ツアーで“白ヘッド旋風”? ウィンダム・クラーク発「ALLY BLUE ONSET」がじわり流行の兆し

2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前 小鯛竜也
ピン「ALLY BLUE ONSET」が気になる

◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)

強い人が使うパターは、つい使ってみたくなるもの。世界ランク1位のスコッティ・シェフラーや同2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が使用する「スパイダー」が、世界中の選手に波及したのは最たる例だが、その流れがいまピンのパターに来ているようだ。

ウィンダム・クラーク
PGAツアー今季3勝のウィンダム・クラークも使用する

プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」を制したウィンダム・クラークの白パター、ピン「スコッツデールTEC」シリーズの「ALLY BLUE ONSET(アリーブルーオンセット)」に注目が集まっている。日本男子ツアーでは蝉川泰果が前週から投入。ほかにも6月「みちのくチャレンジトーナメント」から、小鯛竜也が同パターにスイッチしている。また、同シリーズの「KETSCH ONSET(ケッチオンセット)」を小西たかのりがテスト中だ。

女子ツアーに目を向ければ、鈴木愛と一ノ瀬優希が同ヘッドを使用し、セキ・ユウティン(中国)が同ヘッドのクランクネック「ALLY BLUE H」をチョイス。他にも神谷桃歌が「HAYDEN(ヘイデン)」、木戸愛が「KETSCH(ケッチ)4」と、それぞれ同シリーズのパターを使用している。

2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前 小鯛竜也
小鯛竜也は白ヘッドを2カ月近く使用している

いったい何がいいのか? 小鯛は「別メーカーのゼロトルクを使っていたら調子が悪くなっちゃって。そのあとジェイルバードの中尺を使って感触が良くなり、その流れでコレを使ったら『あ、なんか良いかも』となって」と、そこから長期政権になった。

2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前 小鯛竜也
37インチをチョイスした

具体的には「全体のバランスがいいのか、振った時にヘッドがブレない感じがします。そこが大きいですね。打感はちょっと柔らかめ」と語る。37インチの長さにして少しグリップを余らせ、通常の握りで使っている。白ヘッドについても「ちょっと残像が残りやすいんですよね。ヘッドがひとつの塊に見えて構えやすい」と、さまざまなメリットを感じるようだ。

2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前 蝉川泰果
蝉川泰果は6月からテストを重ねて先週投入した

一方、蝉川は「ソールがペタペタで、ポンと置いたときに据わりがいい。ピン型だと緊張した場面などでターゲットに合わせるのが難しいときがあって。このヘッドは構えた時に合わせやすい」と評価した。実際に先週の試合で初めて使い、「自分のミスというか、本当にちょっとした押しミスや引っかけミスは、やっぱり(ヘッドがブレずに)カバーしてくれます」と語り、しばらくはこの白ヘッドで戦う予定だ。

2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 事前 蝉川泰果
構えたときの合わせやすさを評価

プロの間でじわりと広がる“白ヘッド旋風”。この勢いはしばらく続きそうだ。(福岡県糸島市/服部謙二郎)

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