スリクソン「Z-STAR」新作ボールか 契約選手に初支給で稲森佑貴は即投入
◇国内男子◇ANAオープン 事前(16日)◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7066yd(パー72)
住友ゴム工業(ダンロップ)のスリクソン「Z-STAR」シリーズの新作とみられるボールが、男子のツアー会場で初めて契約選手に支給された。米ツアーでも17日(木)開幕の「ビルトモア選手権アッシュビル」から同じタイミングで、Z-STAR、「Z-STAR XV」、「Z-STAR ダイヤモンド」の3種類のアップデート版とみられるボールが初お目見えする。
2年に1度のサイクルでモデルチェンジを続けており、同社によると発売日などは未定。見た目は現行モデルとほぼ変わらないものの、サイドスタンプの矢印の色はグレーから白に変更されている。関係者によれば、松山英樹もテストを重ねているという。
Z-STAR XVを愛用する稲森佑貴は前日15日に新ボールを手渡された。この日のプロアマ戦も含めてコースで試し、早くも実戦投入を決めた。「いい意味で、大きな差がなく移行できた。柔らかさを感じつつ、より食いつきが良くなった感覚がある」。最も違いを感じたのが、稲森の代名詞ともいえるドライバーだった。
2015年から9季連続でフェアウェイキープ率1位。昨年こそ2位だったものの、今季ここまでは75.806%でトップを走っている。「飛んでいるなと思った。去年、(2打目で)この番手だったかな?みたいな場面があって」と明かした。さらにはアイアンでも「現行モデルよりも(グリーンを)キャッチして、しっかり止まる感じがあった」と手ごたえを口にした。
7月にテストを行っていた片岡尚之も、この日から練習場とコースで新モデルをチェック。今週は現行モデルを使用し、次週「リシャール・ミル チャリティトーナメント」(24日開幕/石川・朱鷺の台CC)から投入する方針だ。テスト時の計測では「データが良かった」と言い、スピン量が増加。ドライバーでは飛距離の伸びも確認できたという。
女子は次週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(25日開幕/宮城・利府GC)から支給予定。ツアー本格投入が進むにつれ、進化の全貌も明らかとなりそうだ。(北海道北広島市/中村文香)