プロ16年目の市原弘大が首位浮上 永野竜太郎は5位に後退
2016年 パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ
期間:04/21〜04/24 場所:千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉)
最新アイアンでビタビタのチャンス続出 市原弘大は7バーディ量産
国内男子ツアー「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」2日目を13位から出た市原弘大が7バーディ、1ボギー、この日のベスト「65」(パー71)をマーク。通算8アンダーの単独首位に浮上し、ツアー未勝利の33歳がトーナメントリーダーで大会を折り返した。
ビッグスコアの支えになっているのが「昨年の9月半ばからヘッドを新しくした」というアイアンだ。用具契約を結ぶフォーティーン社製の『TC770 フォージド アイアン』(昨年12月発売)で、機種名を踏襲する同シリーズの最新モデル。「(先代モデルと)同じハーフキャビティだけど、重心距離が違う。それが僕にすごくマッチしている」という。
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この日は「替えてからすごく良くなった」というアイアンで次々とチャンスを演出した。前半の12番で1m、15番で2.5mを決めると、16番では「きょう一番、長い距離だった」という5mを沈めて3つ目のバーディ。さらに158ydからOKバーディとした後半の4番から3連続で伸ばし、午前中のリーダーボードを一気に駆け上がった。
過去のベストフィニッシュは昨季11月「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の4位タイ。同シーズンの賞金ランクはキャリアハイの48位を記録した。「優勝はもちろんしたいけど、それよりも良いときに自分をゆるめず、悪いときにしっかり耐えていきたい」。謙虚に掲げた目標をやり遂げた先に、念願の初タイトルが待っている。(千葉県野田市/塚田達也)
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