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シニア初優勝の手嶋多一 最新ギアを携えて主戦場へ

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報(17日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

昨年10月に50歳になった手嶋多一が、シニアデビューした前週「金秀シニア 沖縄オープン」での初優勝を経て、主戦場とするレギュラーツアーの今季国内初戦に乗り込んだ。

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ツアー通算8勝の“ルーキー”が若さと実力を示す中、今年から使用するアイテムにも注目が集まる。発売時期は未定というマッスルバックのミズノ製プロトタイプアイアン(4番~PW)と、今年1月に同社製ボールとして初めて世界同時発売された『RB ツアー X ボール』を含め、新作が多くを占める。

ミズノ製以外のボールを使うこともある手嶋だが、契約先の最新モデルについて「このオフもずっと使ってきたけど、(フェースに)吸い付くようで変なライからでもちゃんと打てる。グリーン周りとパットも良くなったし、パーセーブ率が高くなると期待しています」と評価は上々だ。

前週に初めて使ったアイアンも「さらに打感が良くなったし、風の中を突き進む感じがする。操作性もいいですね」と信頼は厚い。「バックフェースのデザインも好き」とベテランの満足感を高めている。

ウッド系も『ミズノプロ モデル-E ドライバー』、『ミズノプロ ユーティリティ』(4番)とそれぞれ最新モデルを使用。20年以上をともにする『ホットメタルF-135』(3W)と『ワールドマスターIII』(4W)の長い戦友はそのままに、賞金シード奪還をかけたシーズンに臨む。

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