今季から帽子のロゴは契約を結ぶエプソン

◇国内女子◇明治安田レディス ヨコハマタイヤ 初日（7日）◇土佐CC（高知）◇6273yd（パー72）◇晴れ（観衆1206人）

09年賞金女王の横峯さくらはツアー通算23勝で、永久シードまであと7勝。夢を追いかけるため「今年は絶対に優勝するぞ」と強い覚悟を持って今季初戦に乗り込んだ。24年初ラウンドは4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」で14位。最後に優勝した14年「大王製紙エリエールレディス」以来10年ぶりのVに向けて好調に滑り出した。

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今回は年明け早々にクラブセッティングを見直し、バッグの中身を総入れ替えした。ドライバーはキャロウェイのローグST トリプルダイヤモンドで、3WにヤマハのRMX VDを投入。ユーティリティはPXGの0311 GEN6でまとめた。アイアンは2月発売のヨネックス EZONE CB901フォージド。フリー契約だからできる“詰め合わせ”だ。

多くのメーカーのありとあらゆるクラブを試した。「提供してくださるレップ（用具担当）の方が選んで出してくれて『こうしたい』という理想の感じが出てきた」。昨年は持ち球のフェードに対して「逆球が出ていて。マネジメントどころじゃなかったけど、いまも球筋はこだわりながらストレートでもいいとか思えるぐらいにまでなった」という。クラブのフィーリングは良好なままだ。

今季ツアー出場資格はQTランキング40位によるもので、シーズン16戦目の6月「ニチレイレディス」終了後の第1回リランキングまでフル出場するのは厳しい。今大会はフィールド108人に「次点補充者」でギリギリ出場できた。「ウエーティングでも会場に来れば練習できるとは思っていたけど、入れてラッキーでした。前半戦は出られるところは出て、しっかりポイントを稼ぎたい」と活躍を誓った。

今大会は過去出場10回で予選落ちは1度のみ。初出場の08年大会の2位を含め4度トップ10入りしている。4日間大会で迎えるのは初めてだが「期待したいです」と明るい表情でうなずいた。(高知県香南市／石井操)

＜初日のクラブセッティング＞

ドライバーからウェッジまでクラブを大幅に入れ替えた

ドライバー：キャロウェイ ローグST トリプルダイヤモンド(10.5度)
フェアウェイウッド：ヤマハRMX VD(3番15度)、PXG 0311 GEN6(7番21度)
ユーティリティPXG 0311 GEN6(5番25度、6番28度)
アイアン：ヨネックス EZONE CB901 フォージド(6番～PW)
ウェッジ：ヨネックス EZONE（イーゾーン）W501(48度、52度、58度)
パター：オデッセイ TRI-BEAM #1
ボール：ブリヂストン TOUR（ツアー）B X ボール