輝き取り戻した14本 不振のパターを変えなかった上田桃子のこだわり
2017年 アース・モンダミンカップ
期間:06/22〜06/25 場所:カメリアヒルズCC(千葉)
キャロウェイの新型FWが女子ツアー会場にお目見え 上田桃子らがテスト
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(20日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6545yd (パー72)
キャロウェイの国内未発表モデル「スティールヘッド XR フェアウェイウッド」が20日、国内ツアー会場では初お披露目され、同社契約プロによるテストが行われた。
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この日のテストには、クラブをあまり変えないことで知られる上田桃子も参加した。フェアウェイウッドはここ3年ほど「X HOT フェアウェイウッド」を使い続けている。その間、「X2 HOT」や「XR」、「GBB エピック スター」などのフェアウェイウッドをテストしてきたが、キャディバッグに納めるには至っていない。
フェアウェイウッドに求める性能について、上田は「飛距離よりも、方向性。とにかく曲がらないクラブ。それと構えた時の安心感。自分のイメージする球と実際の球が合うのがいい」と話す。「狙った距離をきっちり打てるものがいい。ドライバーが思ったより飛んでくれるのは嬉しいけれど、フェアウェイウッドはアイアンに近い感覚」とし、厳しいプロの目で一打ごとに手応えと実際の飛距離や弾道を確認した。
全般的に新フェアウェイウッドには好感触を得た様子。テスト後には「スピンが増えている感じがないから、飛ぶと思う。顔がすっきりしているし、厚みがあるからやさしさもあると思う。弾道も高いし、弾いてバーンって飛んでいく感じ」とコメントした。
ただ、実戦投入については、「エピック(スター ドライバー)もすぐには変えなかったし、どちらにせよすぐには変えない。イメージとの誤差が好きじゃないので、合ってくれば使えるようになるとは思う」と慎重な姿勢。「フェアウェイウッドは球が上がるのが大事な要素だと思うし、そこをクリアしているから微調整すれば使えるようになると思う」と今後使用する可能性を示唆して練習場をあとにした。
なお、「スティールヘッド XR フェアウェイウッド」の国内正式発表は6月28日を予定しており、発売は7月中旬頃になるという。