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オデッセイのパター、テーラーメイドのRSi TPアイアン

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM

PGAツアーでのパターの変更は“当たり”“外れ”が大きい。「マックグラッドリークラシック」で、昨シーズン使っていたスコッティ・キャメロンのスタジオ・セレクト コンビを再び手に取ったブレンドン・デ・ヨングにとっては間違いなく後者だったろう。

「スコッティ・キャメロンのパターは、昨シーズンしばらく使っていたんだ。それでまた使おうと思ったんだよ」と、大会2日目を終えたデ・ヨングは話していた。

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デ・ヨングは今大会でPGAツアー初勝利を狙える位置にいたが、2012年の「シュライナーズホスピタル for チルドレン」の単独2位に並ぶ、2位タイの自己ベストで終わった。

デ・ヨングはこのパターを使った結果、トータル・ストロークゲインドで1位(11.223)、パットのスコア貢献率(6.372)では4位タイだった。

D.A.ポインツが新作ウェッジを追加:

D.A.ポインツは、ピンのプロトタイプのウェッジ(ロフト角52度のスタンダードソールと58度のシンソール)をバッグに加えた、新たなプレーヤーとなった。

「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」でお目見えしたこのプロタイプは、サテン加工を施し、ピン ツアーウェッジ(GORGE)よりもキャビティバックが強調されている。

ツアーウェッジ(GORGE)で周辺重量を大きくしMOI(慣性モーメント)を高めたカスタム・チューニング・ポート(CTP)は、今回のプロトタイプには見られない。代わって、ピン S55 アイアンのキャビティで使われている物に近いCTPが採用された。

また、過去モデルよりもやや強調されたスタンダードソールグラインドが配されている。

ピンのこのウェッジを使っているのは、ビリー・ホーシェルハンター・メイハンジェイソン・ゴアらわずかだ。

オデッセイが新作パターをお披露目:

オデッセイは「マックグラッドリークラシック」で、メタルX ミルドパターの新作3本(#1ワイド、#2、2ボール)をお披露目した。

新たな#1ワイドは、トゥヒール・ウェイトでワイドフランジのコンパクトなブレードタイプ。そのヘッド形状は、ゲイリー・ウッドランドらPGAツアープレーヤーの間でも高い人気を誇っている。

#2のヘッドは従来のヒールとトゥに重心を置いたブレードタイプ。形状はさらにスクエアで、クランク・ネックのホーゼル、そしてフルシャフトオフセットが特徴だ。

オデッセイのメタルX ミルド 2ボールは、人気の2ボールデザインと、メタルXロールテクノロジーを融合した1本だ。

これら3本はすべて、ボールとフェースの摩擦を増やし、ボールの転がりを良くしたりな、インパクト時の打音を緩和したりするため、フェース部分に直接、楕円形のディンプルが施されている。

テーラーメイドのRSi TP:

テーラーメイドは「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」でRSi アイアンをお披露目したが、契約選手にRSi TPを含むアイアンのラインアップを渡したのは1週間後のことだった。

RSi TPでは過去のプレーヤーモデルで必ずあったお馴染みの“TPバッジ”も復活。新作TPアイアンは今季のPGAツアーで最も使われるモデルになりそうだ。

ロングとミッドアイアン(3番から7番)は単一素材の鍛造クラブに見えるものの、実際は、ホーゼルとフェースには1025カーボンスチールを使用し、それに431ステンレスをプラズマ溶接している。

素材を溶接することで、開発陣はPGAツアープレーヤーが好む鍛造の打感をキープしながらも、ソールとフェースにスロットを採用することができた。ショートアイアンは、1025カーボンスチールが使用されている。

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