日本女子が会心の首位発進 男子も3位で幕開け
日本は男子3位、女子2位の好位置で3日目へ
2018/06/13 17:12
◇2018トヨタジュニアゴルフワールドカップSupported by JAL 2日目◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県豊田市)◇男子6,843ヤード(パー71)、女子6,130ヤード(パー72)
世界各国の予選を勝ち抜いた男子15チーム、女子9チームによるジュニアゴルフの国別対抗戦は、13日(水)に第2ラウンドを行った。団体戦男子は、この日だけで11打伸ばしたデンマークが通算14アンダーで前日トップのスペインに並んだ。日本男子は通算9アンダーとして前日と同じ5打差の3位で追走。一方、初日トップだった日本女子は、スコアを1つ伸ばすにとどまり通算9アンダーで、通算10アンダーとした韓国に首位の座を明け渡した。
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男子団体は、出場4人中上位3人のスコアを採用。この日大きくスコアを伸ばしたデンマークは、8バーディ、1ボギー1ダブルボギーの5アンダーをマークしたセバスチャン・フリードリクソンを筆頭に、双子のラスムス・ホイゲアード、ニコライ・ホイゲアード兄弟も揃って3アンダーのプレーでトップに立った。
日本は、4番パー3でホールインワンを記録した小寺大佑(大阪学院大高2年)が4アンダーの「67」、久常涼(岡山県作陽高1年)と鈴木晃祐(西武台千葉高3年)がイーブンパーで、4打伸ばしてチームスコアを通算9アンダーとした。初日4アンダーでチームを牽引した中島啓太(東京・代々木高3年)は、「ドライバーショットが左右に曲がって、タフなセカンドショットが残ってしまった」と、この日1オーバーでチームへの貢献はなし。個人戦でも前日の2打差4位から6打差の通算3アンダー10位まで後退した。
3人がプレーして上位2人のスコアを採用する女子団体は、この日チームスコアを6つ伸ばした韓国が、トータルスコアを通算10アンダーに乗せて首位に立った。日本は、安田祐香(兵庫・滝川第二高3年)が4バーディ、2ボギーの「70」、古江彩佳(同・滝川第二高3年)が「73」で、スコアを1つ伸ばすにとどまった。2日目を終えてチームスコアでアンダーパーは、日本と韓国の2チームのみ。2位の日本と3位のスウェーデンの差は10打に開き、団体戦は事実上の日韓マッチレースの様相を呈してきた。
男子個人は、初日「65」をマークしたデンマークのニコライ・ホイゲアードが、2日目も「68」とスコア伸ばし、通算9アンダーで2位に2打差の単独トップ。日本勢は、中島啓太と久常涼が通算3アンダーで10位タイにつけた。女子個人は、この日もスコアを2つ伸ばした韓国のイ・スジョンが通算6アンダーで単独首位に。2打差の通算4アンダー2位タイに安田祐香が浮上した。前日首位の古江彩佳は通算3アンダーで4位、西村優菜(大阪商業大高3年)は通算2アンダーで5位タイとなった。
大会は15日(金)までの4日間72ホールで競われる。