ニュース

国内、アメリカ、ヨーロッパの最新ゴルフニュースが満載!

B.ホーガンのドリルに「つかまった球」のヒントが

2012/12/29 12:00

「週刊ゴルフダイジェスト」連載「サルでもできるタイガー打法」(2013年1月8・15日号)より

タイガーをはじめ、J.ローズH.メイハンなど錚々たるメンバーが実践する「左1軸」スウィング。「アスリートだけのモノではなく、普通の月イチゴルファーこそぴったり」とツアープロの中村龍明と、伝説のプロ、M.オグレディに1軸打法を学んだジョン・パーカーは話す。そして、その左1軸をマスターするためには、「つかまった球」を体得しなければならないという。

中村:「つかまった球」をいつも考えながらプレーすることはできない。練習で身につけてしまわないといけない。

<< 下に続く >>

ジョン:ベン・ホーガンが登場するビデオで、有名な“The Coleman Video”(コールマンビデオ)というのがあります。砂浜でホーガンがスウィングしてるんだけど、彼はわざと超スローモーションで動いて打つんです。本当にスロー再生してるように滑らかでダマされちゃうんだけど、背景の波の動きはスローじゃない。「つかまる」の話をしていて、なぜかこのビデオを思い出したんだ。

GD:つかまるテーマとどうつながるんですか?

ジョン:チッチッチッとチェックポイントを確認しながらゆっくりスウィングするんです。そうすれば正確なスウィングがチェックできるし、それを意識づけることができる。20秒くらいかけてひとつのスウィングをやるといいんじゃないかな。ホーガンのように実際に打ってもいい。

中村:ボクもやってみたけど、ジョンみたいにチェックポイントでコマ送りに止めてしまうんじゃなくて、スローなんだけど、流れを止めないでやるのもいいかな、と思う。どうだろう?

ジョン:タツアキのやりかたもいいね。ただし、上級者向けかな、次のステップかもしれないね。これを徹底的に練習場でやっておく。コースに出たらスウィングを意識しないでプレーをする。これが「つかまる球を打つ」のボクの答え。

中村:ジョンとボクの話す左1軸スウィングを再確認するためにもホーガンのスローモーションドリルをチャレンジしてみてほしい。それを何球かやった後に打てば、きっとつかまった手応えの球が多くなるはず。

●中村龍明(なかむら・たつあき)
理想のスウィングを追い求めて世界を旅して、この理論に心酔、実践するスウィングおたくのツアープロ

●ジョン・パーカー
伝説のプロ、M.オグレディに学んだ1軸の打ち方を世に広めるべく、都内のGoodFieldGCで日夜レッスン

ゴルフ誌No.1の人気を誇る「週刊ゴルフダイジェスト」電子版が発売!
ゴルフ雑誌のパイオニアとして40年超の歴史を持つ「週刊ゴルフダイジェスト」。常に上達志向を持ったゴルファーに応えるクオリティの高いレッスン記事はもちろん、最先端のギア・ファッション情報、トーナメント詳報やトピックス、国内外のコースのプレー情報、さらには大河ストーリーで人気のあるコミックまで。ゴルフを基軸とする日々の暮らしに潤いを与える“趣味誌”です。書籍販売サイト「honto」の電子書籍コーナー、「マガストア」でお買い求めください。スマートフォンやタブレット、PCでもご覧いただけます。

関連リンク



あなたにおすすめ

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!