1回戦敗退の藤田寛之「技術的にまだまだ・・・」
おすすめデジタルスウィングチェック術
「週刊ゴルフダイジェスト」(3月5日号)より
今や多くの人が使用しているスマホやタブレット。最近では、スウィングチェック用のアプリも増えプロコーチやプロは、それを活用しているという。では、実際にそれらをどうやって使うといいのか、そのひとつのヒントを石井雄二コーチに聞いてみた。
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プロのスウィングを見るとき、ボクが真っ先にチェックするのは、アドレスとフィニッシュの形です。
たとえば、軸が曲がっていたら、コマはきれいに回転しません。ゴルフのスウィングも同じで、アドレスの段階でエラーがないようにすることが大切なのです。
また、フィニッシュがビタッと決まっていれば、それはバランスよく振れたことを意味します。“正しいフィニッシュ”というゴール地点を設定し、そこを目指して振ることで、おのずとスウィングの中身もよくなってくるというわけです。
アマチュアの人はどうしても体の動きに気を取られがちですが、アドレスとフィニッシュはスウィングを映す鏡のようなもの。この2つが正しい形になっていれば、それはいい動きができた証拠なのです。
ですから、まずは自分のアドレスとフィニッシュを撮影し、正しい形ができているかチェックしてみてください。
【正面アドレス】
まずは全体的にバランスよく立てているかを見る。グリップは左股関節の前。右肩が左肩よりも低く、軸がわずか右に傾くのが正解。少しハンドファースト(ヘッドよりも手元が前に出ている)になるように。
【正面フィニッシュ】
フィニッシュをチェックするときは、左足の外側に垂直のラインを引くとわかりやすい。頭の位置がそのラインよりも内側や外側に寄りすぎるのはバランスが悪い証拠。左足に体重が乗り切った“I字型”が理想だ。
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スマホやタブレットを手に入れたら、早速チェックしてみよう。