2021年 東建ホームメイトカップ
期間:04/15〜04/18 場所:東建多度CC名古屋(三重)
1Wと3Wのシャフトを変更 2021年初戦制した金谷拓実の優勝ギア
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(18日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)
54ホールに短縮されて行われた男子ツアー21年初戦を制した金谷拓実。2020年「ダンロップフェニックストーナメント」に続く20-21年シーズン2勝目。前回優勝時のクラブセッティングとの変更点は1Wと3Wのシャフトだ。
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ピンのクラブ担当者によると、金谷は2020年での試合を終えたころから、「シャフトのフィーリングに物足りなさを感じていた」という。1月の米ツアー「ソニーオープン」と欧州ツアー2連戦を終えたあとに調整を始め、使用していた70g台の「S」よりも軽くて硬い60g台の「X」に替えた。
プロ2年目を迎えた金谷について、担当者は「パワーがついてきた」といい、「ヘッドスピードは49m/s前後あったが、平均で50m/sになってきた。そこでフィーリングにズレが生まれた」と説明する。
欧州ツアー参戦、米ツアーへの挑戦を目指す金谷は最新の「G425」もチェックしているという金谷。まずは目標の世界ランキングを上げるため慣れ親しんだギアでヘッドの変更はしなかった。
最終ラウンドは最大瞬間風速13.1m/sが記録されるなど風に翻弄された選手も多かったが、金谷のフェアウェイキープ率はフィールド1位の78.57%。飛距離は3日間の平均で279.67yd。抜かりない14本で勝利をつかんだ。
<使用ギア一覧>
ドライバー:ピン G410 PLUS ドライバー(ロフト9度)
シャフト: UST マミヤ The ATTAS(重さ60g台、硬さX、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ピン G410 LST フェアウェイウッド(3番14.5度)
ユーティリティ: ピン G410 ハイブリッド(19度)
アイアン: ピン G710アイアン(21.5度)、ピン i210 アイアン(5番~W)
ウェッジ: ピン GLIDE FORGED ウェッジ (52、58、60度)
パター:ピン シグマ2 アーナ パター
ボール:ブリヂストンツアーB Xボール