2021年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:04/22〜04/25 場所:有馬ロイヤルGCロイヤルコース(兵庫)
フェースに乗ったライン出しショットで攻略/星野陸也の優勝ギア
◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 最終日(25日)◇有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース(兵庫県)◇7103yd(パー71)
チャン・キムとの激闘を制し、4年連続となるツアー4勝目を飾った星野陸也。「ナマラー(鉛を貼るのが好きなクラブオタク)」を自称する24歳は、強風の吹いた最終日は低く抑えたライン出しのドローボールを多用して、難コンディションを攻略していった。
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星野自身が解説する“ライン出しショット”はこんな具合だ。「手を使うとカット軌道が入ってプッシュすることが多いので、身体の自然な回転とクラブの重さを感じながら、インパクトゾーンにボールがないイメージで振ると、フェースに自然にボールが乗ってくる。そうするとボールはドローになりやすいし、スピンも入る」。ウェッジからアイアンまで、同じようなスリークォーターで打つのが基本だという。
現在、ウェッジは52度と59度の2本体制だが、米ツアー挑戦に向けて3本にしたい構想がある。球が沈むベント芝や硬い地面に対応するために、バウンス角を小さくしたり、様々なソール形状を試してみたりと試行中。「スリクソンといろいろ話し合って、いろいろやっています。でも、もう1本入れるとしたら…10年くらい前の5Wは大好きだから」と、どんな14本の構成にするかが、また悩ましい問題だという。
<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:スリクソン ZX7(9.5度)
シャフト:三菱ケミカル クロカゲXT(70g台、硬さX、45インチ)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M2ツアー HL (3番16.5度)
シャフト:三菱ケミカル クロカゲXT(60g台、硬さTX)
フェアウェイウッド:スリクソン Z-TX(5番18度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ アヒナ(70g台、硬さX)
アイアン:スリクソン Z585(3番)、スリクソン Z945(4番~PW)
シャフト:ダイナミックゴールドEXツアーイシュー(X100)
ウェッジ:クリーブランド RTX-3 ブレードタイプ(52度、59度)
パター:オデッセイ ホワイト・ライズ iX #3SH
ボール:スリクソン Zスター ◆(ダイヤモンド)