2021年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品
期間:05/06〜05/09 場所:西那須野CC(栃木)
難関18番も得意のアイアンで見事攻略 片岡尚之の優勝ギア
◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 最終日(9 日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)
高い戦略性を誇るロバート・ボンヘギー設計の名コース・西那須野CCに、最終日は強い北西風が吹き付けた。この日、難度1位となった最終18番(パー4)の平均ストロークは4.479。強いアゲンストが吹く中で、片岡尚之は1W、6Iとつないでパーオンさせて2パット。
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「18番は右からのアゲンストで、あの(最奥の)ピンポジションは難しかったけど、低いフェードで風と喧嘩させてピンに寄せるというイメージ。狙い通り。完璧でした」と自画自賛する一打で、プロ4戦目での初優勝をたぐりよせた
東北福祉大出身で松山英樹は大先輩。片岡の在学時に大学を訪れることもあった先輩だが、「緊張してしゃべれなくて、練習場でも見るだけでした。これから機会があれば積極的に話しかけて、練習とかも一緒にしたい」と照れ笑いを浮かべる。
最終日は同じく東北福祉大で1学年下だった金谷拓実と回ったが、「自分より実力も経験もすべて上。きょうは勝てたけど、毎試合勝てるかとなったら今の実力では敵わない」と素直にその力を認めている。
「自分の強みはアイアンの精度。それで戦えていると思うけど、弱点はアプローチです。グリーンを外した時に、しっかりアプローチでパーを拾っていけるようにしたい」と課題も明確。「まずは2勝目、3勝目と頑張って、海外の試合やメジャー大会にも出てみたい」と将来の目標を語った。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:スリクソン ZX7(9.5度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ DF(70g台、硬さX、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX フェアウェイウッド (3番15度、5番18度)
シャフト:三菱ケミカル クロカゲXT(3番70g台、硬さX)、クロカゲ XD(5番70g台、硬さX)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZX ユーティリティ(3番20度、4番23度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EXツアーイシュー(X100)
アイアン:ダンロップ スリクソン Z-フォージド アイアン(5I―PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EXツアーイシュー(X100)
ウェッジ:クリーブランド RTX ZIPCORE (52度MID10、58度MID10)
パター:オデッセイ ホワイトホット XG 2ボール ブレード
ボール:ダンロップ スリクソン Zスター XV ボール