2021年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント
期間:08/26〜08/29 場所:芥屋GC(福岡)
1WはエピックSPEED ビンセントの初優勝ギア
◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日(29日)◇芥屋GC(福岡)◇7210yd(パー72)
スコット・ビンセント(ジンバブエ)が日本ツアー本格参戦3年目で初勝利を挙げた。初日から首位を走る完全優勝。単独首位からスタートした最終日はボギーなしで乗り切り、2位の石川遼の追撃をかわした。
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今シーズンの平均ストロークは「70.45」とツアー全体で9位につける。パーキープ率が87.81%で、金谷拓実(88.45%)に次ぐ2位。安定したショットが武器であり、最近は周辺選手から「飛ぶようになった」とも評判だった。ビンセント本人も1Wショットについて「10ydくらい伸びている」と実感するところ。キャロウェイのエピック SPEEDでドライビングディスタンスは7位の298.92ydをマークしている。シャフトはスイス発のメーカー、TPT製。
ヘッドは4社のギアを組み合わせており、フェアウェイウッドは1本だけ。アイアン型のユーティリティを2本入れている。ミズノ JPX921 TOURは同社契約の男子プロにも人気のモデルだ。
プロ転向直後は南アフリカのサンシャインツアーを主戦場とした。アジアンツアーに出てから共同主幹競技で経験した日本ツアーの予選会を2018年末に通過。「PGAツアーに行くために良い準備ができると思ったから日本ツアーを選んだ」という。目標はPGAツアーでのプレー。「優勝したことによってチャンスが増えるのでワクワクしています。どんどん優勝して世界ランキングのポイントを積み重ねたい」と飛躍を狙う。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:キャロウェイ エピック SPEED(8.5度)
シャフト:TPTシャフト
フェアウェイウッド:タイトリスト TSi2 フェアウェイメタル(15度)
ユーティリティ:ダンロップ スリクソン ZXユーティリティ(2番18度、3番20度)
アイアン:ミズノ JPX921 TOUR(4番―9番)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイSM8(48度、54度)、タイトリスト ボーケイ プロトタイプ(60度)
パター:オデッセイ オー・ワークス ツアー ダブルワイド
ボール:タイトリスト プロV1x