2021年 フジサンケイクラシック
期間:09/02〜09/05 場所:富士桜CC(山梨)
パター2本の“奇策”を経て今季初V 今平周吾のギア
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(5日)◇富士桜CC(山梨)◇7566yd(パー71)
今平周吾が2019年「ダンロップフェニックス」以来となる今季初勝利、ツアー通算5勝目を飾った。石川遼との3打差を追った最終日の後半に逆転。同級生の池上憲士郎にも競り勝ち、2年連続賞金王の力を見せつけた。
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今年の初めは筋力トレーニングが過度になり、調子を落とした。本来の体のキレを取り戻してショットは夏場に復調。最後のピースだったパッティングは6月「福島オープン」、8月「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」の最終日に1ラウンドでパターを2本、キャディバッグに入れる“奇策”をとり、オデッセイのEXO セブン ミニに落ち着いた。
本大会は2016年から昨年まで5年連続でトップ10入りしていたが、「コース自体がかなり難しいのであまり好きになれない」という。
屈指のショットメーカーも富士桜CCは堅実に攻める。とくに今年は連日、雨と霧のコンディション。「注意してゴルフをしている。フェアウェイキープ、グリーンセンターの狙い。そうやって徹底しているのが結果的に良いスコアになっている」と謙虚に18ホールと向き合った。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:ヤマハ RMX 116(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD TP6-X(44.75インチ)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2(3番15度)、M5 (5番19度)
ユーティリティ:タイトリスト 910H(21度)
アイアン:ヤマハ RMX 116 TOURBLADE (4番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM7(52度)、ボーケイ ウェッジワークス プロトタイプ(60度)
パター:オデッセイ EXO セブン ミニ
ボール:タイトリスト プロ V1x