2021年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/25〜11/28 場所:Kochi黒潮CC(高知)
パターはキャメロンで“イップス対策” 堀川未来夢は信頼のBSギアで2勝目
◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(28日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72)
堀川未来夢が初日から単独首位を走り、完全優勝で2019年「日本ツアー選手権 森ビル杯」以来となるツアー2勝目を飾った。
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プロ転向直後から契約するブリヂストンスポーツのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、ボールを使用。ギアにも「結構こだわりが強い」というスタイルから、昨年9月に再開した2020-21年シーズンはほとんど使用クラブに変更はなかった。
約2年前からパッティングイップスに悩まされ、10数本のパターを試してきた。自ら“エース”に位置付け「自分のパッティング理論としても、一番良くて、入ると思っている」のが、お馴染みのテーラーメイド スパイダー ツアー レッド センターシャフトだが、“症状”が出るときは使いにくい。「右手の意図しない動きが出たときにフェースの開閉をさせてしまい、(出球に)大きな影響が出る」という。
今大会はスコッティキャメロン製、クランクネックのマレットタイプを使用した。試合で右手が“いたずら”をしても、「ボールへの影響が少なく、出たとしても多少は操作できる」とわずかでもオートマチックな性能を利用。「(症状が)出始めたらパターでスピンをかけたりする」というのはプロならではの技だ。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:ブリヂストン ツアーB XD-3 ドライバー(9.5度)
シャフト:ツアーAD PT-7 (45インチ、硬さX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M4(3番15度、5番18度)、ブリヂストン ツアーB JGR(7番21度)
ユーティリティ:ブリヂストン J15 HY プロトタイプ(4番24度)
アイアン:ツアーB X-CB(5番―PW)
ウェッジ:ブリヂストン ツアーB XW-F(52度、58度)
パター:スコッティキャメロン セレクト プロトタイプ
ボール:ブリヂストン ツアーB X