2021年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:12/02〜12/05 場所:東京よみうりCC(東京)
ストレスフリーのギアで最終戦V 谷原秀人の14本
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日(5日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)
単独首位で最終日を出た43歳の谷原秀人が経験と力の差を見せつけるプレーで後続に2打差の通算12アンダーでツアー16勝目を挙げた。出だしで3パットのボギーは「ラインが間違っていた」とグリーン上で苦しむ時間もあったが、13番で7mのバーディパットを沈めてから勢いに乗った。
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最終日のバッグの中身を見ると、前回の優勝から1Wのシャフトを替えたほか、3Wを「タイトリストTSi3」から「テーラーメイドM4」に変更。そのほか「テーラーメイドM2」の5Wを抜き、ユーティリティとウッドの中間にあたる新クラブの「キャロウェイ APEX UW(21度)」を投入した。
大会中はショットの調子は「イマイチ」と口にしていたが、専属コーチの吉田直樹氏とともに「20代の時のような」スイングを取り戻して振りやすくなったのに加え、10月の「ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ」(5位)から再び使い出したパターで「ストレスがなく、イライラすることはなかった」。
42歳ラストマッチで勝った「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終日に腰の違和感を感じ、次戦「ダンロップフェニックス」でも痛みが抜けなかったという。治療に専念するため前週の「カシオワールドオープン」を休んだのも「プラスに働いたのかな」と話した。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:本間ゴルフ ツアーワールド GS(ロフト11.5度)
シャフト:本間ゴルフ VIZARD TR20(重さ50g、硬さX、長さ46インチ)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M4 (3番15度)
ユーティリティ:キャロウェイAPEX UW(19度)
アイアン:本間ゴルフ ツアーワールド TR20-P(4、5番)、本間ゴルフ ツアーワールド TR20-B(6~10番)
ウェッジ:本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ(2018年)(49、55度)、本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ(59度)
パター:スコッティキャメロン プロトタイプ
ボール:本間ゴルフ TW-X