大西魁斗が「しっくりきた」ストロークと14本で手にした4年ぶりV
◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 最終日(27日)◇朱鷺の台CC眉丈台C(石川)◇6838yd(パー70)◇曇り(観衆2602人)
大西魁斗が2022年「フジサンケイクラシック」以来、4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。イーブンパー40位から出た2日目に「62」、3日目には「60」と故・尾崎将司さんを超える連日のビッグスコアで一気に浮上。単独首位から出た最終日は「67」で回り、後続を1打差で振り切って自身初の逃げ切り優勝を遂げた。
タイトリスト製が多くを占める14本のラインアップで、ウッド系は「TSi3 ドライバー」と「GTS3 フェアウェイウッド」(3番15度)の2本だけ。「クリーク(5W)があまり好きじゃなくて、3番アイアンで低い球を打つのが好き。一番得意なショットです」と、「T200 ユーティリティアイアン」をバッグに収めている。
ショット前の入念なグリップの確認はルーティンとして欠かさない。「毎日むくんだりするので、感触が全然違う。しっくりこない日の方が多いので、『親指がいつものところにあるな』と確認しながら握っています」。長年指導を受ける内藤雄士コーチのもと、グリップ、構え、アドレスといったスイング以前の“基本”を何より大切にしてきた。
グリーン上では、約2カ月前から投入したオデッセイ「Ai-ONE CRUISER #7 DB」が活躍。ストロークは左前腕にグリップを沿わせて手首の動きを抑える「アームロック」と、右手を添えるように握る「クロウグリップ」を組み合わせた独特のスタイルで、「初優勝の時も今と同じグリップでした。コーンフェリーではクロスハンドで短いピン型を使っていたけど、最近、内藤さんに『練習した方がいい』と言われて。やっていくうちに『なんかいいな』と思ってしっくりきた。一番落ち着く」と話す。
その感覚は数字にも表れ、4日間の平均パット数はフィールド1位の「1.5106」。2日目と3日目の猛チャージ、最終日の16番で沈めた9mのイーグルパットは後続を突き放す決定打となった。
自分にとって心地よい形を突き詰めた14本が、4年ぶりの国内タイトルを呼び込んだ。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:タイトリスト TSi3(10度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK (重さ60g台、硬さX)
グリップ:ゴルフプライド MCC アライン
フェアウェイウッド:タイトリスト GTS3(3番15度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD XC(重さ70g台、硬さTX)
ユーティリティ:タイトリスト T200 ユーティリティアイアン(3番、4番)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI 105 HYBRID(硬さX)
アイアン:タイトリスト T100(5番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド(X100)
ウェッジ:ボーケイSM10(50度、56度、60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド(X100)
パター:オデッセイ Ai-ONE CRUISER #7 DB
ボール:PRO V1x<2025年>