2019年 〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤルGC
期間:05/30〜06/02 場所:ザ・ロイヤルゴルフクラブ(茨城)
7番アイアンが2本 契約フリー池田勇太がこだわる14本
大会名:~全英への道~ミズノオープン
日時:5月30日(木)~6月2日(日)
開催コース:ザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県)
優勝者:池田勇太
池田勇太が永久シードまであと4勝に迫るツアー通算21勝目を飾った。最終日を2位チャン・キム(米国)と1打差の単独首位から出て、その座を譲ることなく逃げ切った。2016年からクラブ契約フリーの池田。キャディバッグの中はこだわりが溢れていた。
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舞台はツアー最長のモンスターコース。3日目には8016ydのセッティングで行われ、各選手が苦戦したが、「こういうセッティングだったら、池田勇太のスタイルが遠慮なく出せる」と大会コースレコードの「66」をたたき出した。今週使用したドライバーは「ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー」(9.5度)。
今季のドライビングディスタンスは299.05yd(23位)と決して群を抜くわけではない。“池田のスタイル”とは何なのか、と問われると、「(飛距離で)食らいつくことも必要だけど、そこは及ばない。アイアンショットの正確性。グリーン上でいかに決められるか」と説明する。
セカンドショット以降のセッティングを覗くとそのこだわりが透けて見える。ロングアイアン(5番~7番)がいわゆる“飛び系”といわれる「キャロウェイ APEX アイアン(2019年モデル)」。ミドル~ショートアイアン(7番~AW)が「ヨネックス EZONE CB 501 フォージド アイアン」。ロフト違いの7番アイアンを使い分ける。
グリーン上で大きな武器となったパターは、自身で購入してコレクションしていたという、ブリヂストンの「J's ジャンボ尾崎90勝記念モデル L字パター」だ。25年ほど前に購入した代物とあって中古市場やオークションでやっとお目にかかれる激レアモデルだ。
<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー(9.5度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ DF 60(硬さTX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド グローレ フェアウェイウッド(3番15度)
ユーティリティ:キャロウェイ エピック ユーティリティ(3番20度)
アイアン:キャロウェイ APEX アイアン(2019年モデル)(5番~7番)、ヨネックス EZONE CB 501 フォージド アイアン(7番~AW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザイン SM5ウェッジ(54度、60度)
パター:ブリヂストン J's ジャンボ尾崎90勝記念モデル L字パター
ボール:ブリヂストン ツアーB X ボール