2020年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/10〜09/13 場所:JFE瀬戸内海GC(岡山)
リンクスで味わった「ピンポイントで狙う楽しさ」 永峰咲希の優勝ギア
◇国内女子メジャー第1戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯最終日(13日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6640yd(パー72)
今季国内メジャー初戦となったのは、国内外で70以上のコースを手掛けた加藤俊輔氏設計のJFE瀬戸内海GC。日本では数少ないリンクススタイルのゴルフ場だ。
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風を遮るものがないフラットな地形には、グリーンだけでなく、フェアウェイにも無数のアンジュレーションが施され、ピンと同じ狭い面をとらえなければバーディを奪うことは難しい。
「楽しかったです。日本ではそうそうない景色だし、落ちるところが見えない」と永峰咲希。「グリーンもホールごとに特有で、ピンポイントで打たないとチャンスにつかない。狙ったところに打つ、そこでバーディを獲る楽しさがありました」と、ユーティリティとアイアン、さらにその間を埋めるギャッパーを駆使して、4日間で18個のバーディを積み上げた。
「前回優勝した(2018年「フジサンケイレディス」の)川奈は高麗グリーンで“打てれば入る”という感じだった。今週はピンも難しいところに切ってあったし、タッチとラインを合わせないといけなかった」と、課題だったパッティングも今年2月発売のテーラーメイド トラス TB1 トラスヒール パターで乗り越えて、メジャー初優勝をつかみ取った。
<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:テーラーメイド SIM MAX ドライバー(9度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー エボリューション 7(45インチ、硬さS)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM MAX フェアウェイウッド(3番15度)
ユーティリティ:テーラーメイド SIM MAX レスキュー(3番19度、5番25度)、テーラーメイド ギャッパー ハイ(6番28度)
アイアン:テーラーメイド P760 アイアン(6番~PW)
ウェッジ:テーラーメイド ミルドグラインド 2 ウェッジ(50、54、58度)
パター:テーラーメイド トラス TB1 トラスヒール パター
ボール:テーラーメイド TP5 ボール