2020年 スタンレーレディスゴルフトーナメント
期間:10/09〜10/11 場所:東名CC(静岡)
ブリヂストンとボール契約の稲見萌寧「パーオン率1位」のギア
◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 最終日(11日)◇東名CC(静岡)◇6572yd(パー72)
稲見萌寧が大混戦を勝ち抜いて今季初優勝を飾った。大雨によるコースコンディション不良のため大会2日目が中止になり、競技は36ホールに短縮。トップに1打差の8位タイから5バーディ「67」で回り、通算5アンダーの首位で並んだ浅井咲希、ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを1ホール目で制した。
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最終ラウンドは全18ホールでパーオンに成功し、抜群の安定感からノーボギーで終えた。昨季はパーオン率で全体1位(78.20%)を記録。今季もここまで78.51%でトップを走る。「(他の選手には)譲れないです」と声を大にするストロングポイントだ。
クラブ、ボールで初勝利を挙げた昨年「センチュリー21レディス」と同じギアはウェッジの2本だけ。1Wはキャロウェイの新モデル、フェアウェイウッドからアイアンはブリヂストン製に、パターはテーラーメイド製にスイッチした。ボールは今年契約したブリヂストン製、憧れのタイガー・ウッズと同じツアーB XSを使用する。
21歳の安定したショット、パーオンの“極意”は「得意だと思い込むことも大事」というメンタルと、持ち球のフェードボールを打ち続けることだという。「ドロー、フェード、高い球、低い球…と打ち分けをしない。そういう練習はしません。持ち球を安定させた方が強いと思っている。そこから安定が生まれるのかなって」。試合中は状況によって球を操ることもあるが、得意とする技術を前面に押し出してプレーしている。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:キャロウェイ マーベリック サブゼロ(10.5度)
シャフト:USTマミヤ The ATTAS(重さ50g台、硬さS、45.25インチ)
フェアウェイウッド:ブリヂストン ツアーB JGR(3番15度、5番18度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR(4番22度、5番26度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB X-CBP(5番)、ブリヂストン ツアーB X-CB(6番―PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイSM7(52度、58度)
パター:テーラーメイド トラス TB1
ボール:ブリヂストン ツアーB XS