2021年 パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント
期間:04/30〜05/02 場所:浜野GC(千葉)
強風対策の5番アイアン 上田桃子が投入した「ラッキーアイテム」
◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 最終日(2日)◇浜野ゴルフクラブ (千葉)◇6566yd(パー72)
同じ熊本出身の大里桃子とのプレーオフを制して、2019年「ヨネックスレディス」以来のツアー通算16勝目を挙げた34歳の上田桃子。最終日にアンダーパーでプレーしたのは3人で、上田もバーディなしの1ボギー「73」とスコアを落とした。若手も実力者も続々と崩れるなか、ベテランの力を見せつけた。
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強烈な風で苦しんだ2020年の海外メジャー「AIG女子オープン」(6位)の経験も生かし、2日目まで使用していた6番UTを強風対策(最終日は風速11m/s)としてキャロウェイ APEX アイアン DCB フォージド2021年モデル(5番)に替えて臨んでいた。クラブを頻繁に替えるタイプではないが、2021年から投入した新しいクラブだ。
プレーオフ(9番パー3の繰り返し)では使い慣れた6Iにするか悩んだが、5Iを選択。2ホール目で15mにつけて2パットのパーセーブで競り勝ち、「正規の9番でも使っていいところにのった。結構、新しいクラブを入れた時に勝つことが多いんです。ラッキーアイテムだったなと思います」と振り返った。
「どの選手よりも基礎を一番出来る選手」を目指す上田は、100yd以内を10yd刻みにショット練習するほか、アプローチでは5、10、15…と5yd刻みで取り組んでいる。「パターは1.5mくらいを5周外さないでやる…とか。いろんなタイプのゴルフをするためにも基礎は大事」と話した。
<最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ エピックSPEED プロトタイプ(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD PT6(45インチ、硬さSR)
フェアウェイウッド:キャロウェイ X HOT(3番15度、5番19度)
ハイブリッド:タイトリスト 816H1(4番23度)
アイアン:キャロウェイ APEX DCB フォージド2021年モデル(5番)、キャロウェイ APEX 2016年モデル(6番~PW)
ウェッジ:キャロウェイ X FORGED(50、54度)、キャロウェイ JAWS FORGED(60度)
パター:オデッセイ ホワイト・ライズ iX #1SH
ボール:キャロウェイ クロムソフトX