2021年 ほけんの窓口レディース
期間:05/14〜05/16 場所:福岡CC和白コース(福岡)
イップス克服のパターは3インチ長く 大里桃子の優勝ギア
国内女子◇ほけんの窓口レディース 最終日(16日)◇福岡カンツリー倶楽部和白コース(福岡県)◇6335yd(パー72)
大里桃子が3年ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。ささきしょうこをプレーオフ3ホール目で下し、36ホール短縮競技を制した。課題だったパット復調の一因は4月の「ヤマハレディースオープン葛城」でのクラブ変化だ。
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知り合いに勧められ、パターのシャフトを33インチから36インチに変更。3インチ(7.62cm)長くなり「それだけが(復調の)理由じゃない」としながら、順手、クローグリップ、逆クローグリップの3種類を「気分」で使い分ける握り方とともにパターイップス克服に貢献した。
グリーン上の粘りで優勝への望みをつなぎ、最後にスーパーショットを放った。パー5の18番を繰り返したプレーオフ3ホール目、235ydを左4mに2オン。ささきに重圧をかけるイーグルチャンスを演出したのはピン G425 MAX フェアウェイウッド(5番17.5度)。「パットの調子が良くなり、ショットもある程度寄せれば大丈夫と思える」と話したように、肩の力が抜けたことで持ち前のショット力も本領発揮。2位→2位→優勝という直近3戦の好成績につながった。
フェアウェイウッドとユーティリティはピンでそろえ、ドライバーはツアーB X ドライバー(9.5度)。アイアンはブリヂストン ツアーB 201CB アイアン(5番~PW)を使用している。
<最終日の使用ギア>
ドライバー:ブリヂストン ツアーB X ドライバー(9.5度)
シャフト:三菱ケミカル クロカゲ XD 60(45.5インチ・S)
フェアウェイウッド:ピン G425 MAX フェアウェイウッド(3番14.5度、5番17.5度、7番22度)
ユーティリティ:ピン G410 ハイブリッド(4番22度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB 201CB(5番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン ツアーB BRM(50度、58度)
パター:ピン 2021 タイン4
ボール:ブリヂストン ツアーB XS