4日間大会で2勝目をつかんだ青木瀬令奈「胸張って優勝できたと言える」
2021年 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/10〜06/13 場所:六甲国際GC(兵庫)
バッグの半分は“ウッド型” 青木瀬令奈の優勝セッティング
◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(13日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6517yd(パー72)
プロ11年目の28歳・青木瀬令奈が4年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた。身長153㎝と小柄な体型で、青木自身も「スタッツを見ると私が一番飛んでいない大会もあったり、シード選手の中でもランク外だと思う」と客観視している。
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キャディバックには2020年シーズンから使うダンロップ ゼクシオ エックス ドライバーをはじめ、7本もの“ウッド型”の顔のクラブがそろう。
「『飛距離のある選手と同じ土俵で戦うのは大変でしょう?』って言われるけど、私の中では当たり前にやってきたこと。もちろん1ydでも遠くに飛ばしたい、ひと番手でも短いクラブで打ちたい気持ちはあるけど、そこは永遠のテーマとして諦めずに、でも自分のゴルフの良さを見失わないように、出来る範囲でやれたいいと思いながら日々取り組んでいます」
セカンドショットでアイアンを持つ選手を尻目に、青木がユーティリティやウッドを握る場面は今大会でもしばしばあった。「アプローチもパターももちろんだけど、今週は特にそこら辺(セカンドショット)の精度が良かったのがいい結果につながったのかな」と振り返った。最終日のパーオン率は100%をマークし、4日間通じてもフィールド6位の80.6%。より長いクラブでグリーンを狙う不利を感じさせなかった。
「正直、きょう(最終日)は雨が降らなくてラッキーだったなというのはあります。雨が降ると、さらにボールが飛ばなくなって飛距離が出ないので」と天候にも感謝した。
ドライバー:ダンロップ ゼクシオ エックス(8.5度)
シャフト:UST マミヤ ATTAS COOL(硬さ5R、45.75インチ)
フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン Z F85(3番15度)、ダンロップ ゼクシオ テン(5番18度、7番20度、9番23度)
ユーティリティ:スリクソン ZH65ハイブリット(5番25度、6番28度)
アイアン:スリクソン ZX5(7番、8番)、スリクソン ZX7(9番、PW)
ウェッジ:グラインドスタジオ プロトタイプ(52度、58度)
パター:オデッセイ トリプル・トラック TEN パター
ボール:スリクソン Zスター XV ボール