2021年 楽天スーパーレディース
期間:07/29〜07/31 場所:東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫)
パターとショットの練習比率は6対4 吉田優利はジュニアからの愛用パターで初V
◇国内女子◇楽天スーパーレディース 最終日(31日)◇東急グランドオークゴルフクラブ (兵庫)◇6568yd(パー72)
ウィニングパットを沈めると吉田優利は両手を上げて満面の笑みを浮かべた。ギャラリーに見守られながら、プロ2年目でつかんだ初Vに「優勝したんだな」と実感がわいた。
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トップを1打差で追う最終日。「1打差を意識していたわけではないけど、きょうはきょうでいいプレーをしよう」と誓い、1番をパーでスタート。しかし、続く2番でピン左手前カラーからのアプローチショットをミスし、1.5mのパーパットを外してボギー。
「でも、このボギーはある意味自分にとってきっかけになるようなボギーだった。ボギーでもバーディでも、スコアに変動があるのは(流れをつかむ)きっかけになるようなこと。あのボギーで私はきょうスイッチを入れようと思いました」
2016年にナショナルチーム入りした吉田だが、同チームのヘッドコーチ、ガレス・ジョーンズ氏の教えにならってショットよりもパターに比重を置いて練習してきた。
「コーチも言っていたけど、日本人はショットとパッティングの割合が7対3とか8対2とかと言っていた。なので、私は半分半分にしたいなって。パター6、ショット4の比率でもいいかなと思っている」
最終ラウンドでは4mを沈めた3番(パー3)をはじめ、4番(パー5)3m、5番3.5m…と決して簡単ではないミドルパットを沈め、13番(パー5)ではピン左奥5mをカップインさせた。
練習のなかでも一番「パッティング練習が楽しい」。パターは18年に優勝した「日本ジュニア」から使い続けているエースのオデッセイ O-WORKS オー・ワークス ブラック パター 2W。「カップがあるので結果が目に見える。すべては入ったか、入らなかったか。結果がすぐ見える練習は好き」と話した。
<最終日のギア>
ドライバー:ブリヂストン ツアーB JGR(9.5度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BK(5S、45インチ)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2 MAX(3番15度)
ユーティリティ:ブリヂストン ツアーB JGR HY(3番19度、4番22度)
アイアン:ブリヂストン ツアーB 201CB(5番~PW)
ウェッジ:ブリヂストン ツアーB BRM ウェッジ(48度)、ブリヂストン ツアーB XW-F (52度、58度)
パター:オデッセイ O-WORKS オー・ワークス ブラック #2W
ボール:ブリヂストン ツアーB X